岡﨑彪太郎、羽野晶紀、山西 惇が出演 リーディングアクト『一富士茄子牛焦げルギー』が再演決定
2024年11月、リーディングアクト『一富士茄子牛焦げルギー』2024年上演版が、大阪・豊橋・東京で上演されることが決定した。
温かくユーモアに富んだ作風で全国に多くのファンを持つ明石在住の画家・絵本作家のたなかしん。2019年正月に毎日新聞で小説連載開始、同年に単行本として出版された「一富士茄子牛焦げルギー」(BL出版)は、第53回日本児童文学者協会新人賞を受賞した。リーディングアクト『一富士茄子牛焦げルギー』は、この小説を原作にして、3人の俳優が“ぼく”と“おとん”と“おかん”を演じ、時に“語り部”や“ぼくの親友”となり物語を紡いでいく。
2021年の初演版では “おとん”を生瀬勝久、“おかん”を沢口靖子が、2022年の再演版では、“おとん”を橋本さとし、“おかん”を羽野晶紀が演じた。そして昨年2023年の再演版では、橋本さとしと羽野晶紀が続投、“ぼく”をLil かんさいの岡﨑彪太郎が演じ、好評を博した。
4度目となる今年2024年上演版では、“ぼく”を昨年に続き岡﨑彪太郎が演じる。昨年の本公演で単独主演かつ初の外部舞台出演となった岡﨑が、1年を経て更なる進化に挑む。また、“おかん”は舞台『千と千尋の神隠し』湯婆婆/銭婆役も好評で、女優としての活躍はもとより、情報バラエティ番組で見せるチャーミングなキャラクターが魅力の羽野晶紀が引き続き出演する。“おとん”は昨年の『エンジェルス・イン・アメリカ』『闇に咲く花』で読売演劇大賞最優秀男優賞と芸術選奨演劇部門文部科学大臣賞をW受賞し、俳優としての確かな実力が改めて高く評価された山西惇が新たに務める。
演出は初演から引き続き、演劇界の第一線で活躍し、コンサートの演出なども手がける河原雅彦が務める。
岡﨑彪太郎コメント
今年も「一富士茄子牛焦げルギー」が再演できることが決まり大変嬉しいです。
昨年同様大阪、東京公演に加え、愛知でも公演ができるとお聞きし、さらに気合いが入っています。再演という経験を初めてするので、一年経った今、パワーアップした姿をお見せできるよう稽古から全身全霊で挑みます。
この作品の家族や友達のことを改めて大事にしようと思える、温かいお話が僕自身とても大好きなので、この良さを来てくださるお客様に伝えられるよう15歳の"ぼく"を演じたいと思います。
昨年御一緒した、羽野晶紀さんと河原雅彦さんそして初めて御一緒する山西惇さんから沢山の良い所を吸収して、たなかしんさんの素敵な作品をお客様にお届けしたいです。
羽野晶紀コメント
わーいわーい!今年もまた「おかん」を演らせていただける事になり、嬉しすぎて「富士山やーい!また演るでー!」って叫びたいっ!いや、叫ぼう!
「また演るよ〜!あの素敵な家族にまた会えるよ〜!待っててや〜!」
さらに今回は山西さんがおとん!?笑!おとん?見た目はおじいちゃんやん!笑 しかも中学生もやらなあかんで〜⁈笑けるぅ〜!!
あ〜!おもろい!楽しみすぎる!豊橋公演も増えた!!嬉しい!もっと日本中でやりたい!!じわじわ広がるといいな〜
も〜皆んな、み〜んなに観に来て欲しいっ!待ってるで〜!
山西 惇コメント
「一富士茄子牛焦げルギー」奇妙だけどなんだかめでたそうなタイトルに惹かれて読んでみたら、テンポ良い関西弁に引き込まれて一気に最後まで読みました。笑って泣けて、読み終わったら、少し家族に優しくなれました。
京都出身ではありますが、このところ関西弁で芝居をする機会も少なかったので、先ずはそれが嬉しい。そして、30年来の旧友、羽野晶紀さんとの久々の共演、新進気鋭の岡﨑さんとの初共演、酸いも甘いも噛み分ける河原さんの演出、楽しみしかありません。
こりゃウチの子供らにも是非見てほしい。
皆さまのご来場心よりお待ちしております。