【船橋駅1分】総武線随一のオアシス「船橋グランドサウナ&カプセルホテル」に泊まってみた / 100度超えのサウナと天然地下水の水風呂で完全昇天!
最近、スタイリッシュなカプセルホテルが増えているが、昭和レトロなカプセルホテルもやっぱり落ち着く。いわゆる昔ながらの施設には豪華な大浴場とサウナがある場合が多く、疲れた体と心を癒すオアシスとしての役割を果たしているのだ。
今回ご紹介するのもまさにサラリーマンズオアシス。訪れたのは船橋駅の南口から徒歩約1分の「船橋グランドサウナ & カプセルホテル」だ。楽天トラベルで「オロポ or イオンウォーター付きプラン」を3960円で予約。
昭和レトロなサウナと大浴場、そして食事も充実した男性専用のカプセルホテル。本当に最高だったので詳しく紹介したい。
・船橋グランドサウナ
新宿で仕事を終えて船橋駅に着いたのは21時頃。駅から徒歩1分とはいえ、土地勘のない街なのでナビの案内に従って船橋グランドサウナを目指す。ネットの情報どおり「繁華街の入口」らしき場所に施設があった。歴史を感じる佇まいである。
どうやら「風呂の水は天然地下水の掛け流し」「60分990円でお風呂・サウナに入り放題」「早朝7時から朝飲み・朝ラーができる」「早朝7時から大衆酒場の料金で飲み食いできる」などが特徴らしい。オアシス過ぎて震える。
・オアシスだった
「総武線随一のサウナのオアシスで明日の活力を!」の看板も渋い。ラクダがオアシスで休んでいるイラストもレトロ。総武線の黄色が砂漠ということだろうか。
さて、今回は先にも述べたように「ドリンク付きのプラン」を予約した。風呂上がりにオロポ(オロナミンCとポカリを合わせた飲み物)を頼もうと思う。
・流れ
とりあえず、2階でチェックイン手続きをしてからロッカーに荷物を預けて大浴場へ。風呂上がりに3階のレストランで休憩をして、カプセルルーム(4〜5階)で就寝という流れだ。
タオルと館内着は脱衣所の入口に積んであって使い放題。館内着はさておきタオルの使い放題は意外とやっているところが少ないからアツい。
・大浴場へ
そんでもって浴室内には歯ブラシ、髭剃り、ゴシゴシタオルも置いてある。さらにウォーターサーバーが設置されていてプラスチックコップで飲み放題という仕組み。体を洗って冷水を1杯飲んだらさっそくドライサウナへ。
サウナは100度超え。平日の夜は利用者が少ないのかサウナは貸切状態。ヴィヒタが吊るしてあるものの香りはほとんどせず……無音のテレビを眺めつつ8分じっくり汗を流してからの水風呂がマジでヤバかった。
天然地下水を使った水風呂がめちゃめちゃ良い。体感は16〜17度だがずーっと浸かっていられる。多くの人が「柔らかい」と表現する意味が分かったかも。少しベンチで休んでから不感湯「準天然温泉 トゴールR湯」でぼーっとするのも最高に気持ちいい。
・オロポ
いつもよりサウナの回数を増やすほど水風呂と不感湯が良かった。風呂上がりに3階の食堂でサービスのオロポを一気。間違いなくオアシス。いい時間が流れている。
ちなみに同階には仮眠用のリクライニングシートや……
昔懐かしの麻雀ゲームなどが並んでいる。このレトロさがたまらない。
それでは5階のカプセルルームへ。
暗闇の中で127番を探す。
・戦慄迷宮
レトロを超越してほぼ戦慄迷宮みたいな雰囲気である。史上最恐のホラーアトラクションみたいな空気感を出せる施設はなかなかない。カプセルに泊まったことがないと余計に心拍数が上がるだろう。
・あった
無事に127番を発見。カプセル内はそこそこ広いし清潔感もある。よく眠れそうだ。
これまた懐かしい「感想ノート」がぶら下がっていたので開いてみると……
1番最新のコメントは約2年前の「バースデイでカプセル宿泊ありがとうございました」で、スタッフの方が「おめでとうございます」と返していた。私からもおめでとうございます!
というわけで、おやすみなさい。
・朝食
6時半に起床。チェックアウトは12時で、カプセルルームの利用は10時まで。時間に余裕があるのも良い。しっかりサウナ・水風呂・不感湯を堪能して……
モーニングをいただくことに。
・ハムエッグ定食
ハムエッグ定食(590円)はボリュームがあるから1日フルパワーで頑張れそうだ。ここでしっかり食べておかないと砂漠でぶっ倒れてしまうだろう。オアシスでパワーチャージをしてからサラリーマンたちは旅立っていく。
まとめると、船橋のオアシスことグランドサウナは最高だった。気になった点を挙げるなら「カプセルエリアの暗闇具合がえげつないこと」くらいだろう。
レトロながら清潔感もあるし大浴場、サウナ、食事も満足度が高い。次回は人気メニューのラーメンやカレーも食べてみたいと思う。皆さんも覚えておいてくれよな!
・今回ご紹介した施設の詳細データ
名称:船橋グランドサウナ & カプセルホテル
住所:千葉県船橋市本町4-5-27
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.