釣魚で作る「春の味覚」レシピ:サヨリの柚庵焼き 漬けダレがポイント
九州地方ではサヨリが釣れ始めた。群れに当たると、数釣れるところが嬉しい。今回は「サヨリの柚庵焼き」を紹介する。
柚庵焼きとは
柚庵焼きとは日本料理のひとつで、しょう油やみりんなどで作ったタレに柚子を絞り、これに魚を漬け込んで焼く料理法のこと。ちなみに「幽庵焼き」は柚子の代わりにカボスやスダチなどの柑橘系を入れたもの。
サヨリの旬
九州地方のサヨリは春が旬といわれる。例年2月下旬から見え始め、3月に本番を迎える。堤防から手軽に狙えるところが嬉しい。
下処理
持ち帰ったサヨリは軽く水洗いし、エラとワタをとる。30cm前後の小型ならウロコが気にならないので、そのままでOK。
タレに漬ける
下処理後はタレに漬ける。割り下は水1、薄口しょう湯1、みりん1。これに柚子の絞り汁を少し入れて7~8時間おく。
グリルで焼く
ラストはタレから魚をあげ、グリルで焼く。焦げやすいので遠火で時間をかけて。薄っすらと焦げ目がつけば、できあがり。
<松田正記/TSURINEWSライター>