【もっと疑おう!】特殊詐欺被害、佐渡市の60代男性が現金約330万円と電子マネー50万円をだまし取られる
佐渡警察署では、6月17日までに発生した特殊詐欺被害に関し、現在捜査中であることを明らかにした。
被害に遭ったのは佐渡市に住む男性(60代)。男性は、2025年5月31日午後1時過ぎ、自身の携帯電話に「+1」から始まる番号から着信があった。電話に出ると通信事業者を名乗る男から、「あなたは、動画サイトに登録されていて料金が未納であり、このままだと裁判になる。返金されるので30万円払う必要がある」などと言われ、指定された銀行口座にATMから現金30万円を振り込んだ。
さらに同日(5月31日) 通信事業関係者を名乗る別の男から電話があり、「あと2サイト動画の登録があり、料金が未払いで支払わないと裁判になる。2サイトで50万円になる」などと言われ、相手から指示されたとおり、電子マネー50万円分を購入し番号を伝えた。
さらに6月2日、内閣府や警察を名乗る男から携帯電話に着信があり「あなたの電話番号が悪用され、他人のパソコンが破損して1億円の被害が出ている。保険に入って保証しなければ逮捕される」などと言われ6月2日から6月8日の間に5回に分けて約300万円を指定された口座に振り込んだ。
6月12日には警察庁を名乗る男から携帯電話に電話があり「あなたの口座残高を教えてほしい」などと言われ、不審に思い警察に相談したところで被害が発覚した。
佐渡警察署では①+1や+44など、プラスではじまる国際電話番号による特殊詐欺被害が急増している②国際電話からの着信を休止する手続きの申し込み書を警察に用意しているので、被害防止のために利用してほしい、など警鐘を鳴らし呼び掛けている。
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