【駿河区・おむすびカフェDCS】 駅南銀座で人気の「おむすびモーニング」ふわっと握る朝のごちそう
JR静岡駅の南側、駅南銀座商店街の一角に、朝から手軽におむすびが楽しめるカフェがあります。2024年5月にオープンした「おむすびカフェDCS」では、炊き方にこだわった種類豊富なおむすびで、早朝からほっこりできます。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ毎日来るお客さんのために季節の味も提供
JR静岡駅の南から徒歩3分。おむすびカフェDCSは朝8時からオープンしていて、訪問時はちょうど開店したばかりでした。
店内は壁に向かったカウンター席と、店の中央に大きなテーブルが配置されています。1人で入っても快適に過ごせそうな空間でした。
オーナーの田中雅美さんが、笑顔で迎えてくれました。
モーニングはおむすびセットだけではなく、定食も朝から提供しているそうです。
お品書きを見ると、ナポリタンや焼きそば、生姜焼き定食、煮込みハンバーグ定食など、ボリューム満点のメニューが豊富です。
おむすびカフェDCS・田中雅美さん:
言っていただければ朝からガッツリも作ります
しかし、やはりモーニングの一番人気は10種類の具材から2つを選べるおむすびセットです。
若い世代は、スパムおむすびをよく注文するそうです。
お品書きに付箋で貼ってある日替わりの「筍豆ごはん」が目を引きます。
おむすびカフェDCS ・田中雅美さん:
毎日来ていただける方が多いので、日替わりには変わった季節のものなどを取り入れ、飽きないようにしています
常連さんのことを考えて、工夫を凝らしているのです。
お米を30分乾燥 ふわっとしたおむすびの秘密
お米は長野の農家から直接仕入れているというこだわり。
注文を受けてから一つ一つ丁寧に握ってくれます。
にむらリポーターが注文したのは、春らしい「筍豆ごはん」と、人気ナンバーワンの「おかかチーズ」がセットになった「おむすびモーニングセット(770円)」。
みそ汁とお新香、そして朝はコーヒーか紅茶がセットに付きます。
まずは筍豆ごはんから頬張ってみました。
食べた瞬間に豆のいい香りが、ふわっと口の中に広がります。
シャキシャキとしたタケノコの食感の中に、ベーコンの塩味が絶妙なアクセントになっています。
続いて、人気のおかかチーズを。
意外な組み合わせながら、おかかのうま味とチーズが驚くほど見事に調和しています。
何よりも、ごはんのふわふわとした食感が、おむすびのおいしさを際立たせています。その秘密は何なのでしょうか?
おむすびカフェDCS・田中雅美さん:
お米を最初に洗って、30分間乾燥させてから炊きます
簡単な方法でこんなにおいしく炊ける秘訣を、明かしてしまって大丈夫なのですか?
おむすびカフェDCS・田中雅美さん:
テレビで見たので大丈夫だと思います!
なんともおおらかな田中さんです。
店名「DCS」の由来
ところで、気になる店名「DCS」の由来について聞いてみました。
おむすびカフェDCS・田中雅美さん:
本業は別にありまして、DCSは会社の屋号なんです
田中さんは建設関係の会社を経営しているそうです。
DCSの店名サインの下には、よく見ると建設関係者が交わす挨拶の言葉「ご安全に(goanzenni)」が記されていました。
田中さんは、建設業に携わる人ならなんとなく気づくかも、と思っています。
日本人が愛してやまないおむすびを、朝から気軽に楽しめるこのお店。
まさに「日本に生まれてよかった」と思わせてくれました。
■店名 おむすびカフェDCS
■住所 静岡市駿河区南町1-3
■営業時間 月-金8:00~ 土7:30~
■定休 日
※営業時間と定休日はインスタグラム参照
■問合せ 054-266-7375