赤穂高校の探究学習 地元企業100社訪問へ
地域の企業を知ることでキャリア教育に活かそうと、赤穂高校は生徒たちが地元企業を訪問する探究学習プログラムを今年度から始めた。
「なりたい自分になる」をテーマに、生徒たち自身が興味関心のある地元企業をリストアップ。実際に訪問して仕事内容や職場環境などを調査し、情報を整理して発表する。7月には最初の取組として、新聞販売業や飲食業などを経営する同校同窓会の東野雅弘会長に生徒らが話を聞いた。
「単なる職業調査にとどまらず、自己分析・自己発見を促し、生徒自身が将来のキャリアや生き方を描く第一歩としたい」と同校。今年度から3年間で計100社を目標に訪問する計画で、「企業にとっても将来的な人材確保、企業PRの機会ととらえてもらえれば」と協力を呼び掛けている。