これで500円以下はスゴい！『ガスト』と『サイゼリヤ』の"激安ランチ"をテイクアウトしてみた！
あらゆるものの物価高騰が続く今、「節約」を考えたときに真っ先に思い浮かぶのが「食費」。しかし、「外食を控えて自炊する」と言っても、スーパーなどで販売される食品類もまた高騰傾向。
【全画像】本当に500円以下！？『ガスト』と『サイゼリヤ』の格安ランチ
筆者も含めて「もうどうすりゃいいんだ！」と思う人は多いはずですが、そんなときに何気に使えるのがファミリーレストランチェーンです。中でも『ガスト』や『サイゼリヤ』はコスパの良さに定評があり、平日のランチタイムではさらにお得なメニューが満載。中には5百円以外で楽しめるランチメニューもあり、庶民の懐に優しいのが魅力です。
今回はこの『ガスト』『サイゼリヤ』双方の平日ランチで提供されている「500円以下」メニューをそれぞれテイクアウト。双方を食べ比べながらご紹介します。
【ガスト】唐揚げてりタル丼 税込500円
丼一つでおかず、野菜、ご飯が楽しめるワンコインランチ
まずは『ガスト』のランチメニューから。『ガスト』のランチは平日10時30分〜17時までとかなり長いのが特長で、店頭であればライス大盛り無料・日替わりスープおかわり自由で楽しめます。
今回はテイクアウトなのでスープなしのデフォルト仕様ですが、ここでチョイスしたのが「唐揚げてりタル丼」。税込500円という低価格でも、栄養をしっかり採れそうに思ってのオーダーでした。
丼の上にデーンと鎮座する唐揚げは、甘辛い照り焼き風タレがかけられていますが、テイクアウトで時間が経過してもカリカリ感があり、味・食感ともに楽しい一品。『ガスト』の唐揚げは、唐揚げファンから定評のある「から好し」のそれと同様なので、この美味しさには十分納得です。
そして、唐揚げの下にはレタス、千切りにんじん、たまごとマヨネーズがあります。このタルタル感と甘辛い照り焼き風タレとが混じり合い、過去に食べたことがないようなクセになる美味しさを楽しむことができました。
もちろん、さらに下にあるご飯もどんどん進み、丼一つで様々な味わいと満腹感を満たしてくれる丼だと思いました。
【サイゼリヤ】ミラノ風ドリア 税込300円
たった300円でいただける本格ドリアに涙が出そう
続いては『サイゼリヤ』です。
『サイゼリヤ』の平日ランチタイムは11〜17時ですが、創業以来の看板メニュー「ミラノ風ドリア」は、ランチタイム内はもちろん、それ以外でも味わえるある意味で「コスパと味の良さ」双方を実現する『サイゼリヤ』の象徴的メニューです。
この価格なので、確かに物量感は足りないと言わざるを得ませんが、浮いた分で別の何かを変えば良く、「限られた予算内でも、様々な味を一度に楽しめる」のもまた『サイゼリヤ』の良心と言うべきでしょう。
ライスの上にぎっしり乗せられたチーズ。そして、全体をホワイトソースがまとい、極め付けにミートソースがかけられ焼かれた一品ですが、まず口にしてみると、酸味とチーズのまろやかさの後に、程よい塩味が追いかけてくる印象。噛み締めればひき肉のゴロゴロ食感とみじん切りされた玉ねぎのシャキシャキ食感が同時に楽しめるほか、ライスが物量感も満たしてくれます。
さすが『サイゼリヤ』の代表的メニュー。テイクアウトでも十分な満足感を得られました。
「食費の節約」は外食チェーンを上手に使えば実現できる！
今回食べ比べた『ガスト』『サイゼリヤ』はいずれも500円以下。このコスパにして、それぞれのブランドこだわりの味を楽しむことができました。
『ガスト』の「唐揚げてりタル丼」は、家庭はもちろん他のチェーンでも実現できないであろう独特の味と満腹感の双方を満たしてくれました。
また、『サイゼリヤ』の「ミラノ風ドリア」は物量感こそ控えめですが、税込300円というまさかの低価格にして本格的な味わいを楽しむことができました。この低価格なら、追加で別のものを買えば良く、こういった楽しみ方ができるのも『サイゼリヤ』の良心だと思いました。
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物価の高騰が続く今、真っ先に節約したい食費ですが、これら外食チェーンをうまく使えば実現できると思います。
また、ファミリーレストラン以外でも、丼モノチェーンのモーニングやランチを使い分ければ、飽きることなく日々のランチを楽しめるとも思います。本記事を参考に、ぜひあなた好みの「節約ランチ」を楽しんでいただければ嬉しいです。
(うまいめし/松田 義人（deco）)