【西武】外崎修汰選手インタビュー 久しぶりの途中出場の心境は「いつも通りではなかったかもしれません」
9月24日放送のライオンズナイターでは、京セラドーム大阪で行われたオリックス最終戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの外崎修汰選手にインタビューした模様を放送した。途中出場する際の心境について訊いた。
――昨日の日本ハム戦(9月30日、日本ハム24回戦)では、およそ2ヶ月ぶりにベンチスタートでした。何かありましたか?
外崎「いや何もないですよ」
――首脳陣から休んでくれと言われたのですか?
外崎「そういうこともなく、ただバッティングの調子が上がってこなかったので」
――水曜日(9月18日)のバファローズ戦(24回戦)では、貴重なタイムリーを含めた2安打1打点。土曜日(9月21日、ロッテ22回戦)でも1安打でしたが、少し休もうかという感じだった?
外崎「ロッテ戦(9月22日、ロッテ23回戦)の内容が悪かったので」
――元々ゲームの途中で起用される予定はあったのですか?
外崎「そこは予定とかではなく、試合の流れでなにかあると思って準備をしていました」
――平沼翔太選手にアクシデントが発生して、8回表の途中からセカンドの守備で急遽出場となりましたが、全く慌てているようには見えませんでした。実際はどうだった?
外崎「あの前にも7回裏に1回準備をしていて、『(佐藤)龍世が出塁したら代走でいくぞ』と言われていたので、そこまで焦りとかはなかったです」
――ベースボールマガジン社刊、外崎修汰『マイペースでいいじゃん! 』の49ページには「どんな大舞台でも緊張でガチガチになることはない。試合が始まると自然と気合が入る」と書いていますが、昨日もそのような感じだった?
外崎「そんな感じですね。ただ後半から出る選手は守備固めや代走、代打という役割が明確に出ます。昨日の場面だと、守備で代わりに出ていて、特に守備にフォーカスが当たるので、エラーしてはいけないなといったことなど、いろいろ考える部分がありました。いつも通りではなかったかもしれません」
――『マイペースでいいじゃん! 』に該当するのは、スタメンの場合ということですね?
外崎「そうですね」
――チームは9月に入って8勝9敗、ほぼ5割で戦えています。全体的にチームのどのあたりがよくなったと感じていますか?
外崎「ピッチャーがしっかりしてきたのではないですかね。何とか野手陣が頑張って点を取って、あまり多くはない援護点ですけど、ピッチャーが何とか耐えてくれて、それでなんとか勝っているというイメージです」
――野手陣の頑張りがこれまでと比べるとようやく形になってきたのではないかと思うのですが、いかがですか?
外崎「そうですね。1点がほしいというところで粘りながら1点を取るということがだいぶ増えてきているのではないかなという感じはあります。試合を決定付けるようなピッチャーを楽にさせる試合がもっと出てくれば、もっといい勝ち方ができると思います」
――今シーズン勝利を決める決勝打は、チームでただ一人2桁に乗せる10本も打っています。この成績はいかがですか?
外崎「その部分で考えたらすごいことだとは思いますが、でも打率を見たらまだまだだなという気持ちはありますね」
※インタビュアー:斉藤一美アナウンサー