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愛するクラブを高みへ 日体大SMG横浜 嶋田千秋監督

タウンニュース

愛するクラブを高みへ

「誰よりもこのチームに対する思いや愛情はある」。日体大女子サッカー部で育ち、ユニバーシアードの日本代表も経験。卒業後、日テレ・ベレーザを経て、当時の日体大FIELDS横浜に移籍した。現役引退まで5年間キャプテンを務め、2018年の横浜市初・なでしこリーグ1部参戦でもチームを牽引。9年間を日体大に捧げた選手時代、「多くを犠牲にして戦った日々のすべてが、思い出であり財産」だと語る。だからこそ、クラブの歴史、監督としての誇りと責任を誰よりも理解している。

東京ヴェルディで監督としての経験を積み、再び戻ってきた日体大。新監督の指導はすでに2月から始まっている。今季の選手たちは「みんな素直で一生懸命。エネルギッシュだが、まだまだ内に秘めているものが多い」。心技体、全てにおいて変化が必要な選手にとって、今が重要な時期。「選手の成長とチームの勝利を求めて指導したい。サッカーの面白さ、本当の楽しさを伝えたい」と意気込む。

3月15日に開幕したなでしこリーグ1部。目標は当然、「優勝」一択だ。「日体大SMGが、皆様の週末の楽しみになることが夢。サッカーを通して心を動かせることがあれば幸せ」と話す。スポーツが、サッカーが持つ力があると信じて。強く、たくましく、美しく、日体大らしい戦いで高みを目指す。

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