翌週にも来ました【駅ぶら】06京王電鉄475 井の頭線106
※2024年4月撮影
トップ画像は2024年4月7日日曜日、井の頭公園池の北側、満開の桜。おそらく1年を通して最も人出の多い日です。
毎年場所取りのために前夜からシート上で徹夜する人がテレビニュースなどになっていました。限られた地面を取り合うので良い場所の確保は熾烈なのでしょう。
しかし、多くの人は飲物などを手に三々五々ゆっくり歩きながら桜を楽しんでいます。
※2024年4月撮影
こうしてシートに坐って花見を楽しむには事前の準備が必要なのです。(笑)
※2024年4月撮影
人の大海を歩き回って流石に筆者も少々草臥れました。七井橋通りを「吉祥寺駅」に戻ります。しかし昔からある焼き鳥屋の階段はすごい行列・・・。
※2024年4月撮影
ここからは、葉桜になって人出の減った翌週4月14日日曜日の写真です。既に書きましたが2024年4月、桜のシーズンは不思議に週末だけ天気が良い日が多かったのです。好天の日曜日に再び撮影に来ました。
まずは東端のひょうたん池。人出は格段に少なくなっています。
※2024年4月撮影
しかし、日曜日なのでボートを楽しむ人々。まだ夏の危険な暑さもありませんし快適な陽気です。
※2024年4月撮影
先週の満開に来られなかった方々が、シートで宴をして名残の桜を惜しんでいます。
※2024年4月撮影
懐かしい野外ステージのドーム。
※2024年4月撮影
筆者が最も頻繁に井の頭公園に来たのは、大学生時代でした。天気が良い日は授業に行かず公園のベンチで文庫本を読んでいました。当時野外ステージ前のベンチでは将棋をやっている人と覗き込むギャラリーがたくさんいました。小学生の頃は、ドームの屋根に登って遊んでいました。今考えるとかなり危ないのですが、誰も気にしない長閑な時代でした。
※2024年4月撮影
残った桜の花を愛でる方々。
※2024年4月撮影
七井橋もご覧の様に寿司詰めではありません。
※2024年4月撮影
次回は、池の西側を歩きます。
(写真・文/住田至朗)
※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。
※参照資料
・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)
・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他
下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました
・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)
・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)