<やりすぎ?>学年主任の担任が毎日怒鳴りすぎて小1娘が怖がっている。教頭先生に相談してもいい?
小学校は、幼稚園や保育園とは違った集団行動がありますよね。授業や学校生活、先生との関係などに子どもだけでなく親も戸惑うことがあるかもしれません。そんななかママスタコミュニティには小学校1年生のお子さんの担任について「怒り過ぎでは?」という、こんな相談がありました。
『授業中に喋っている子の机や椅子を没収する(しばらくしたら返してくれるそうです)。3回注意されたら「廊下に行け」と言う(強制的に出す訳ではなく本人に決めさせる。実際に出て行った子もいる)。参観日のときに喋っていた子どもに「うるさい」と言ってすごい顔で睨みつける。とにかく毎日誰かを怒鳴っているそうです。この指導はどうなのでしょう。娘は怒られたことはないみたいだけど先生を怖がっています。担任は学年主任なので、相談するとしたら教頭先生でしょうか?』
学年主任でもある担任が、毎日誰かに強く怒鳴っていると綴っていた投稿者さん。投稿者さんの娘さんはその先生に怒られたことはないそうですが、娘さんの話を聞くに投稿者さんからすると「怒鳴り過ぎ」と思える状況なんだとか。行き過ぎた指導に感じているため教頭先生などに相談しようかと考えているそうです。この投稿に対してママたちからは、どのようなコメントが寄せられたのでしょうか。
今の時代、怒ってくれる先生はありがたい!
『むしろ毎日怒鳴らないといけない先生が可哀想』
『ズル賢い子も多いから、わざと煽ったりやめさせたりして先生も忍耐力が必要なんだよ。今の時代は怒るにも勇気がいるよ。今どきは近所の人に怒られることも、あんまないもんね』
『小4の息子が1年生のときに、あまりに酷い子は机を外に出されてたな。叱ってくれる人がいるだけありがたいと思う。しっかりした先生なら親にも報告するだろうし』
『今時の先生優しすぎない? もっと叱ってくれていいのにって思ってる』
授業の邪魔になる子どもを教室の外に出したり、お喋りをしてうるさい子どもを怒鳴ったりする先生に対して「厳しすぎる」と感じている投稿者さん。しかしママたちからは「今時怒ってくれる先生のほうがありがたいと思う」といったコメントがありました。そもそも授業中に先生の話を聞かずにうるさくしていることが、真面目に授業を聞いている他の子どもにとって迷惑ですよね。幼稚園や保育園と違って義務教育で集団行動を学んでいる段階の小学生なのですから、授業をしっかり聞くという大事なことを先生は教えてくれているのではないでしょうか。「ちゃんと怒らないと子どもが調子に乗るから、先生たちも大変」と、むしろ先生に同情しているママもいました。
うるさい子どもを怒鳴っている以外の側面も見てから判断してもいいのでは
『うちの子の小1のときの担任も怖いオバさん先生だった。しっかり叱る先生だから、ついふざけちゃう男の子とかからは怖がられてて「学校行きたくない」って言う子も何人かいたみたい。でも普通にしてたら楽しい先生みたいで、うちの子は好きだったし女の子からは人気だったみたいだよ』
またその先生について授業中に怒る以外の側面も見てみないことには、教頭先生への相談は時期尚早かもしれません。たとえば投稿者さんの娘さん含めて怒られていない子どもも怖くて学校に行きたくないと言っている状況だったり、授業中以外も子どもたちに高圧的な態度を取っていたり……そのように学校生活全般において、その先生の存在が困りごとの発端になっているのなら、相談もありえるかもしれません。しかし他の子どもにも迷惑をかけるほどひどい態度をしている子どもだけに怒鳴っている、日常生活ではその先生が子どもに慕われているなどであれば、むしろ教育者としては素晴らしい先生ということになるのではないでしょうか。
わが子には社会勉強として、その先生のことを伝えてみては
『授業中に喋ってる子を優先してたら、あっという間に学級崩壊よ』
『騒ぐ子ども含め世の中にはいろんな人がいると、わが子に教えては?』
『そのくらい普通。言っても聞かない子や、授業の邪魔する子には厳しく注意してもらいたい。そういうの見るのも勉強よ。社会に出たときに心が強くなるんじゃない?』
『1年生の担任としてはちょっと厳しめだと感じますが、2年生以降だと普通かな。教頭先生に相談する前に、なぜ先生は毎日叱っているのかお子さんにお話をしてみては?』
他のママたちからは「いい先生だよ」という擁護のコメントも多かった今回の投稿。投稿者さんとしては小学校1年生の先生としては少し厳しいと感じており、娘さんへの影響も心配しているのかもしれません。とはいえ娘さん自身は授業中に騒いだり、その先生に怒られたりしていないのですから、このいろいろな人がいる環境を教育の場と捉えてみるのがいいのではないでしょうか。騒ぐ子どもや怒鳴る先生の存在を排除するのではなく、「他の人に迷惑をかけると、集団行動に支障をきたしてしまう」、「あれくらい強く怒る大人もいる」など、娘さんに教えてあげるのもいいかもしれませんね。また教頭先生に相談したところで「その先生が怒鳴ることをやめたら、騒がしい子どもを止める人がいなくなって授業が成立しなくなるのでは?」というコメントも。娘さんを受け持っている先生は理不尽なことをしているわけでも、暴力をふるっているわけでもなく必要な指導の範疇内と捉えているママは少なくないようです。投稿者さんも教頭先生に相談するとしたら、その先生への恐怖で娘さんが学校に行きたくないと言い出したり、何かしらのトラブルが生じたりしたときでも遅くはないのではないでしょうか。