グレイス・ジョーンズがスイス「モントルー・ジャズ・フェスティバル 2025」出演決定
スイスで開催される世界最大級の音楽フェスティバル「モントルー・ジャズ・フェスティバル(以下、MJF)」に、ジャマイカ出身の伝説的アーティスト、グレイス・ジョーンズ(Grace Jones)の出演が決定。2025年7月12日のレイクステージに登場する。
このステージは、当初予定されていたレイロウの出演キャンセルによるラインナップ変更によって実現したもの。フランス出身の女性シンガーソングライター、イズー(Yseult)と共にレイクステージを盛り上げる予定だ。
グレイス・ジョーンズは、革新的なシンガーでありながら、ファッションアイコン、ポップアートの巨匠 アンディ・ウォーホルのミューズとしても知られ、アートやファッションの分野全般に強い影響力を持つ存在。ディスコ、ポップ、R&B、レゲエ、ニューウェーブなど、多彩な音楽ジャンルを融合させた独自のスタイルと、深みのある声や独特なステージパフォーマンスは長く音楽ファンを魅了し続けている。MJFへの出演は2017年以来の4回目となる。
イズーは、2024年にリリースしたパンクロックアルバム『MENTAL』が注目を集めた。メンタルヘルスや自己受容といったテーマを深く掘り下げ、多様な音楽スタイルを取り入れた作品として高く評価された。また同年にリリースされた「Alibi」は、音楽ストリーミングサービスSpotifyにて、フランス語圏女性アーティストとして最も再生された記録を打ち立てている。2024年のパリオリンピック閉会式では、Diorの衣装を纏っての「My Way」歌唱した姿が話題を呼び、近年の人気の高まりと共にますますの活躍を見せている。