個性いろいろ!新潟米の違いを知っていますか? チャートでわかる「新潟米 お米図鑑」
新米のおいしさに迫ったKomachi11月号「新米に恋して。」から、新潟米を代表する8つの銘柄をチャートとともにご紹介。味や粘り、香りとすべてにおいて高い品質を誇るコシヒカリや、甘みが強く冷めても硬くなりにくい新之助、粒が大きくて食べ応えのあるつきあかりなど、各銘柄の特徴を参考に、自分好みのお米を選んでくださいね。
今年も各品種の新米が続々!新潟が誇る銘柄米を深掘り
豊かな大地に清らかな雪解け水、米作りに適した風土を持ち、日本一の米どころといわれる新潟。実は新潟米には40種以上もの多彩な品種があり、食味や硬さなどさまざまな特徴を持っています。
好みや料理に合わせてお米を使い分ける、という贅沢な楽しみ方ができるのは、多彩な銘柄米がそろう新潟ならでは。特に新米ならば、そのおいしさをダイレクトに楽しむことができるはずです。
チャートでわかる、新潟米いろいろ。
新之助
米作りの伝統を極めた格式高い新たなプレミアム米
収穫時期: 9月下旬
2017年に本格デビュー。大粒でつやがあり、かむほどにそのコクと甘みが増していくのが特徴。冷めても硬くなりにくく、おにぎりにおすすめな品種。
コシヒカリ
生産量は全国ナンバーワン!米どころ・新潟のトップブランド米
収穫時期: 9月中旬
いわずと知れた新潟を代表する品種。独特の甘みや粘り、炊いたときの香りやつややかさが評価され、全国的なブランドとして支持されている。
こしいぶき
コシヒカリの遺伝子を受け継いだ、味良し、ツヤ良し、粘り良しの優良品種
収穫時期: 9月上旬
800以上の品種交配から厳選され誕生した品種。コシヒカリよりも早く収穫され、食味の良さがウリ。しっかりとした食感で、冷めてもおいしい。
ゆきん子舞
適度な歯応えとほのかな甘みで料理のおいしさを引き立てる
収穫時期: 8月末
粘りすぎず、あっさりとした食味と適度な歯応えが共存。パラパラ感があり、油との相性が良いので、チャーハンや丼もの、カレーなどと好相性。
つきあかり
粒が大きくてつややかぬどんな料理にも合うオールラウンダー
収穫時期: 8月末
つややかでうま味も優れる良食味品種。米は大粒で、炊飯したご飯粒はコシヒカリよりも大きい。食べ応えがあり、どんな料理にもマッチする。
葉月みのり
新潟米の中で最も早い8月収穫で、いち早く新米需要に対応
収穫時期: 8月中旬
柏崎地域で2019年から本格的に作付けがスタートした、8月での収穫を目指して開発された品種。食味が良く、美しいつやと適度な粘りを持つ。
にじのきらめき
きらめく炊きあがりが美しい食味に優れた期待の品種
収穫時期: 9月中旬
高温耐性に優れた品種。コシヒカリ並の良食味で、一粒一粒が大きく食べ応えあり。お米の甘みも強いので、濃い味のおかずとも良く合う。
みずほの輝き
冷めてももっちり食感が持続!おにぎりやお弁当にもぴったり
収穫時期: 9月下旬
粒が大きくつやがあり、炊きあがりが美しいのが特徴。あっさりした味わいで、冷めてももっちり感が持続するのでお弁当などに適している。
注目の新銘柄「美四季 弥彦産コシヒカリ」をチェック!
高品質な弥彦産コシヒカリで、冷めてもおいしいと評判。10月中旬頃から、県内のセレクトショップなどで販売予定。
プライベートブランド誕生ふ!弥彦生まれの特別栽培米
第四北越フィナンシャルグループの「ブリッジにいがた」が、今年初の試みとしてブランド米「美四季 弥彦産コシヒカリ」を生産。弥彦村農家の協力で生まれた特別栽培米で、そのおいしさは折り紙付き!
「伊彌彦米」の生産者に協力を依頼。グループ企業から80名以上のボランティアが田植えに参加した。
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ブリッジにいがた
https://niigata.base.ec/
(文/Komachi編集部 山崎)