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犬が『賢く育つ』にはどうしたらいい?生活に取り入れたいコツや接し方をご紹介

わんちゃんホンポ

賢い犬たちは日常の暮らしの中に理由がある

メディアなどで見かける犬たちは、飼い主の指示に忠実に従い、時には自分で状況を把握し正確に判断を下して行動に移したりと非常に賢い一面をのぞかせている犬が多くいます。

そんな犬たちを見ていると「特別なトレーニングをしているのかな?」と思う方も多いでしょう。しかし、実はそんなことはなく、日常の中での接し方や飼い方にコツがあるのです。

子犬期からこうしたコツを取り入れながら生活することで知能を高めることにつながりやすいですが、何歳からでも取り組むことはできます。今日から紹介する『飼い方のコツ』を無理のない範囲で取り入れてみてはいかがでしょう。

犬が賢く育つためには?育て方のコツや接し方を紹介

犬が賢く育つためには、生活の中でどのようなポイントを意識して接するべきなのでしょうか。ここで紹介するコツを参考に、ぜひできるところからご家庭に取り入れてみてくださいね!

飼い主以外の人や犬とも交流させる

飼い主との信頼関係を強固に築くことは、賢い犬のみならず、全ての犬にとって重要なポイントです。しかし、飼い主相手だけでは警戒心が高まってしまったり、経験不足によって本来持つ能力をより高めることはできません。

あらゆることを経験すれば、それだけ視野が広がり知識が身に付きます。犬としてのコミュニケーション能力やその場の状況に応じた適切な判断能力など、あらゆることが刺激となるので、ぜひ愛犬の様子を見守りながら、少しずついろんな人や犬と交流を深めて行きましょう。

安心できる生活環境を整えてあげる

賢い犬に育てるためには、頭も心も体も安心して休むことのできる快適な生活環境は欠かせません。当然ながら、飼い主との正しい信頼関係を築いておくことは大前提ですが、飼い主がいなくても安心してひとりで過ごせるような環境を整えてあげましょう。

例えば、過ごす部屋を快適な室温や湿度に調整してあげたり、ひとり遊びできるおもちゃを用意してあげたり、怪我やトラブルの危険を予め取り除いてあげたり、犬が警戒心を抱くような要素(音や匂いなど)を遮断・軽減してあげるといった対策が効果的です。

犬の習性を学んで適した方法で育てる

犬を賢く育てるためには、飼い主自身が犬についてよく学び、理解することがとても重要です。犬と人間は同じ動物ではないため、人間と同じように扱ってしまうと犬に負担を強いてしまったり、ストレスを与えてしまう恐れがあります。

また、犬の習性を理解して気持ちを察したり、犬が理解できるような伝え方で指示を伝えることも大きなポイントです。

このように犬の習性を学び、犬に伝わるような接し方や愛情表現を使うことで、犬自身も理解しやすく、安心して飼い主の指示に従うことができます。

しつけは「遊びの延長線」として行う

飼い主の責務としてしつけを厳しく行わなければ……と考える人は多くいるでしょう。しかし、厳しく叱りすぎても犬は恐怖心や緊張感でうまく脳が処理できていないことも多いです。

基本的に、犬は楽しいことに対して積極性が働き、前向きに学習してくれます。そのため、しつけやトレーニングはそれぞれの犬の性格や個性を尊重しつつ、ペースを合わせ、遊びの延長線として行うことが望ましいです。

また、失敗してしまった時に激しく叱るのではなく、成功した時にたくさん褒めてあげましょう。褒められることでモチベーションが上がり「もっとやりたい」「もっと褒めてもらいたい」と犬自身が積極的に学ぶ姿勢を高めることにつながります。

さまざまな種類の遊びを積極的に取り入れる

日常の中で犬と一緒に遊びを楽しむ時間があると思いますが、毎日同じ遊びを繰り返しているだけでは、愛犬の視野や考える能力が偏ってしまいます。

犬の遊びには、コミュニケーション能力を高める遊びや狩猟本能を刺激する遊び、さらに脳を使った遊びやそれらを総合的に取り入れた遊びなど、遊びの種類は豊富に存在します。

日々、さまざまな種類の遊びを組み合わせて取り入れることで、犬の脳を刺激し、新たな体験や出来事を通じて考える力を伸ばすことができるでしょう。

また、時には家の中だけでなく、ドッグランやアジリティースポーツ施設、自然の中などに連れて行き、新しい経験をさせてあげることも重要です。

まとめ

いかがでしたか。賢い犬に育てている飼い主さんに共通する点は、愛犬の意思や個性を尊重しつつ、犬としてさまざまな体験を通してのびのびと育てていることにあります。ぜひ今回紹介したコツを参考に、愛犬との接し方や躾の仕方などを考えてみてください。

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