「名阪近鉄バス」高速バス車両紹介！ 名神ハイウェイバスやにしみのライナーで運行される4列シートの設備を徹底解説
愛知県名古屋市に本社を置く「名阪近鉄バス」の車両を紹介します！ 外観に加え、シートの仕様やトイレ・コンセントなど各設備を、実際に名阪近鉄バスが運行する高速バスに乗車した感想も交えて解説します。
名阪近鉄バスの高速バスは以下の3路線で運行されていますが、どれもほぼ同じ設備です
・名古屋駅～安八～名神大垣・パレットピアおおの「にしみのライナー」
・名古屋駅～大阪駅・USJ「名神ハイウェイバス大阪線」
・名鉄BC・名古屋駅～京都駅「名神ハイウェイバス京都線」
車両外観
クリーム色の車体に・赤・オレンジ・えんじのラインがあり、目に留まりやすいカラーリング。サイドには「Kintetsu」と文字が入っていて、フロントガラスの下には名阪近鉄バス社章があります。
行き先の表示はサイドにも。ドア横にあると乗車時に安心できますよね。
車内は4列シート
車内は標準的な4列シート。席数は全車42席です。車両後方にトイレがあるタイプです。レッグレスト・フットレストはありません。
シートそのものは黒とブラウンを基調とした落ち着いた色味。ふかふかでヘッドレスト部分にも厚みがあります！ 背面もしっかりしていて、座っていてすごく安定感がありましたよ。
シートピッチは広く詰まった印象はありません。180cmあるわたしが座っても前のシートに膝が当たることはありませんでした。近距離路線としては十分な広さですね。
全シートコンセント完備！
名阪近鉄バスは全シートにコンセントまたはUSBポートを完備しています！ 「名神ハイウェイバス」では2～3時間半ほどの乗車になるため、コンセントがあるのは嬉しいポイント。
場所は窓側・通路側ともにシート座面のすぐ横。かなり分かりやすい位置にあるので、探し回ることはなさそうです。ランプが光っているので、夜の乗車でも見つけやすくて安心ですよ。
ドリンクホルダーと小物掛けは前のシートの背面に。荷物入れネットもその下にあります。
車内では無料Wi-Fiが利用できます。そして、名阪近鉄バスはWi-Fiも評価ポイントのひとつ！
高速バスのWi-Fiって登録制で面倒だったり、パスワードなしでセキュリティが不安だったりしがちなのですが、なんと名阪近鉄バスはパスワード付きの登録不要Wi-Fi！ これはありがたいです。通信速度も問題なく快適に使えました。
パスワードは車両前方と後方に掲示されています。前方の表示は後ろからでも見えるように角度がつけられていますが、最後尾の方だと流石に見づらいかもしれないので、使いたい人は乗車時にチェックしておくのがオススメです。
車両後方にはトイレも設置
車両の最後部には、大きくはないもののトイレが設置されています。にしみのライナーは乗車時間は短いですが休憩なし、名神ハイウェイバスは休憩がありますが乗車時間は長いので、あると嬉しい設備ですよね。
まとめ
名阪近鉄バスの車両紹介、いかがでしたでしょうか。
今回、実際に名古屋駅から大阪駅まで名神ハイウェイバス大阪線に乗車してみましたが、不自由することなく約3時間を過ごすことができました。
運行している路線は多くありませんが、そんな中でしっかりと利用者に快適に過ごしてもらえるように工夫・設計されているなと感じました！ にしみのライナー・名神ハイウェイバスを利用する際には、ぜひ参考にしてみてくださいね。