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解禁初日の『フィッシングキャンプエリア瑞江』で入れ食い満喫【岐阜】大物もお目見え

TSURINEWS

フィッシングキャンプエリア瑞浪がオープン(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

10月5日、岐阜県瑞浪市にあるフィッシングキャンプエリア瑞浪が夏期休業明けとなり、解禁日に釣行した様子をレポートしたい。

フィッシングキャンプエリア瑞浪へ釣行

午前7時45分に営業開始となるが、混雑を予想して6時ごろに現地へ到着。するとすでに整理券を配り終えた後で、次の順番待ちのネットがズラリとならんでいるではないか。

フィッシングキャンプエリア瑞浪のオープンを今か今かと待ち望んでいたエリアファンが多いのがうかがえる。私もネットを置いて順番をキープしつつ、釣り座をどこにしようか池を見渡してみる。

ニジマスの数釣りを楽しめる2号池(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

数釣りをするため1号池へ

1号池はレギュラーサイズのニジマスが多数入っており、数釣りが狙える。2号池はロックトラウトやブラウントラウトなどの大物ばかりが入っている。

先に入場した整理券組のアングラーで2号池はやや混雑気味だったため、この日はニジマスの数釣りを楽しもうと1号池へ。この時期の特等席であるインレット側は早々に人が入っていたため、水車の流れが効いている場所にエントリー。

大物が放流されている2号池(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

1投目からヒット

7時45分のスタートの合図で、ヴァルケインのハイバースト1.6gシャインライムゴールドを結んでキャストを始めた。最初は手早くサーチするつもりで、着水直後からハンドル1秒1回転の速めのリトリーブで巻いてくるといきなりドン!

前日から多くのニジマスを入れていたようで、水になじんだニジマスたちは元気いっぱいだ。すぐさま次の魚を狙ってキャストすると、触りがあっただけで空振り。少しレンジがずれているのかと、カウントを刻んで探っていくとポロポロ釣れてくれるが、一番反応が良かったのが1カウントのレンジだった。

タックル図(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

表層で入れ食い

イメージで水面から30cm下のレンジを通してくると、強いアタリがバンバン出てワンキャストワンヒットがしばらく続いてくれた。解禁直後の爆釣タイムは最高に楽しい!周りも良いペースでヒットを重ねており、お祭り騒ぎの様相を呈している。

スタートダッシュで一気に数を伸ばして、少しずつ活性が落ち着いてきたのが分かる時間帯に突入。ここで魚は沈んでいる様子はないので、狙うレンジはそのままで水面下30cmを攻めることに。

1号池でニジマス連発(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

スプーンを変えてアタリ継続

カラーを変えて様子を見ても確かにヒットするが、アタリが明らかに弱かったり、すぐにスプーンを離してしまったりと取りこぼしも多い。そこで何かがズレているのだろうと、ウエートとスピードを変えて狙ったものの単発で終了。

そこでアピール力はなるべく落とさず、シルエットだけ小さくできるサーヴァントスピア1.1gのゴールドを試すと、ここでアタリが復活。リトリーブスピードは、ハンドル2秒1回転くらいがちょうど良さそうだ。

パターンを見つけて連続ヒット

水車の流れが効いている奥へスプーンをキャスト。1カウントだけレンジを入れて巻き始めると、スプーンが立ち上がった瞬間に強いバイトが出てくれる。フォールからスイムへスプーンの動きが変わる瞬間にスイッチが入っているようだ。

同様のパターンでニジマスを連発していく。変化していく状況にアジャストできると、これまで反応がなかった魚がルアーに再度アタックしてくれるところがエリアトラウトの楽しいところだ。

エリアトラウトはニジマスとの知恵比べ(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

凄腕の少年アングラー発見

ここで向かいの釣り座を見ると、とんでもないペースでニジマスを連発している少年アングラーを発見。その堂々たる釣りっぷりに、魚の活性が落ち着いた頃合いを見て少し話を聞いてみた。

土岐市から来ていた小出翼くん(14歳)は、1号池のインレットが狙える場所で釣り座を構えており、活性の高い魚が集まる場所を狙い撃ち。NOAの1.5gオレ金を、沈み過ぎないようにロッドを立ててリトリーブ。水面より少し下のレンジで連発させていた。

しかも活性が落ち着いてからも、そんなことはお構いなしに次々とヒットさせていく腕はお見事という他ない。もちろん私が話を聞いている途中でもしっかりとニジマスをヒットさせ、末恐ろしい中学生アングラーだ。

小出翼くん、未来のトーナメンター候補!?(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

昼食休憩後に釣り再開

翼くんにお礼を伝えて私は腹ごしらえ。フィッシングキャンプエリア瑞浪では昼食も注文できるため、私は温かいうどんを注文。気分をリフレッシュして、午後の部も再び1号池へ戻った。

ここからは難しい時間帯に突入しており、パターンをつかめずローテーションを繰り返しながら、ポツポツと単発でニジマスをヒットさせていく。

少しずつ移動して魚を探すが、最後までつかみどころのない展開でフィニッシュとなった。スタートこそ魚の活性の高さに助けられたが、後半は失速。魚の活性が低くなったとき、いかに魚に口を使わせるかが課題だ。

キャンプエリアでは昼食を注文できる(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

2号池では大型がヒット

さて、多くのお客さんが詰めかけていた2号池では、常連さんが最大55cmのロックトラウトを手にしており、他の人も大物のヒットでにぎわっていたようだ。

また2号池では今回のオープンにあたり改修工事が行われたようで、元々あった水中島を中央で分割。また道路側のカケアガリで浅くなっていた部分を掘って深くしたため、手前までバイトチャンスが得られるようになったため次回釣行の参考にされたい。

常連さんが釣り上げた大物ロックトラウト(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

エリアトラウトシーズン開幕

いよいよエリアトラウトが全国各地でオープンするころ。ハイシーズンを迎えるこれからの季節、エリアファンはもちろん、これからエリアをやってみようという初心者の人もお勧めしたい。

目いっぱい久しぶりの瑞浪を楽しんだ(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

<週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2024年10月18日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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