山戸穂乃葉(キキ役)、黒田光輝(トンボ役)のコメント&舞台写真公開 ミュージカル『魔女の宅急便』初の海外公演が開催
2025年5月16日(金)~5月18日(日)マカオ文化センター 大劇場にて、ミュージカル『魔女の宅急便』が上演された。その模様が届いたので紹介する。
ミュージカル『魔女の宅急便』は、原作40周年となる記念すべき年に5度目の上演を迎えるとともに、カンパニー初となる海外公演が実現した。マカオ政府観光局が主催し、毎年世界中から様々なエンターテイメントが集まる一大イベント「マカオ芸術祭」に本ミュージカルが招待され上演されることとなった。
3日間、マカオ文化センター 大劇場で全4公演を上演、チケットは全公演ソールドアウトでおよそ4,000人が観劇した。家族連れの方はもちろん、ご高齢の方や若いカップル、日本から足を運んだ熱心なファン、主人公キキの衣装を身にまとった小さなお子さんなど幅広い年齢層の観客が来場し、全公演でスタンディングオベーションが起こる程の大盛況で幕を閉した。
ミュージカル『魔女の宅急便』は、マカオ公演の熱狂をそのままに、6月19日(木)から東京公演(新国立劇場)が上演される。
マカオ公演終了後 出演者コメント
■キキ役/山戸穂乃葉
思っていた以上にお客さんの反応がとても良くて嬉しかったですし、楽しむことができました。お客さんにお芝居が伝わっていることがわかりとても演じやすかったです。
マカオ公演では(現地の言葉ではなく)日本語で演じているので、字幕を見ている方にも伝わるよう、自然に身振りや手ぶりを大きく演じていました。
カーテンコールではお客さんの顔もみえ、皆さんが「フーーーッ!」と叫んでくれたり、距離が縮まる感じが嬉しかったです。
・東京公演にむけて
2度⽬のキキ役となりますが新鮮な気持ちを忘れず、キキとトンボの成長を皆さんに⼀から伝えられるよう演じたいと思います。
■トンボ役/黒田光輝
『魔女の宅急便』は日本を代表する作品の一つなので、今回のマカオ公演では特に、 “海外でトンボファンを増やそう”という意気込みで、みなさんに愛されるトンボを演じました。
海外公演は僕にとってもなかなか無い貴重な経験でした。お客さん一人一人のリアクションが大きく、特に笑い声が大きくて舞台上にもよく聞こえてきました。笑いのタイミングや場面も日本とは違って、笑いのツボの違いを感じました。
・東京公演にむけて
ミュージカル『魔女の宅急便』は5度目の上演となります。歴代のみなさんが演じてきた役を背負いつつ、今までのファンの方にも、これから観る方にも楽しんでいただけるように心に残るような舞台を届けられたらと思います。