地域安全県民の集い 演劇で防犯意識向上 飯泉1区自治会に感謝状
県内各地での自主防犯活動において、顕著な功労があった個人及び団体を表彰する「第55回地域安全県民のつどい」が9月6日、県立音楽堂(横浜市)で開かれ、142人・73団体が受賞した。
防犯功労団体として小田原市の飯泉1区自治会=写真=(加藤純一会長)に県防犯協会連合会会長・県警本部長連盟感謝状が贈られた。
同会は、小学生の登下校時の見守り活動や防犯パトロールに加え、2019年に自治会役員が舞台に立ち寸劇で特殊詐欺を防止を啓発する劇団「飯泉赤ちょうチン」を発足。敬老会の際に、詐欺の手口や対策方法等を盛り込んだ内容の演劇を披露し、高齢者の防犯意識向上につなげているとし、表彰を受けた。
今年も9月16日の敬老会で「新札」をテーマに新作を披露した同劇団。加藤会長は「役員たちが一丸となって取り組んでいることに自治会として感謝している」と話している。
また、小田原地方防犯協会所属の中では、防犯指導員の金井保江さんと加藤隆司さんが受賞している。