北海道・上富良野町のラベンダー、見ごろ迎える ピークは3連休...夜ならではの絶景も
夏の北海道で見たい景色といえば......? いろいろあるけどやっぱり、ラベンダー畑は外せないかもしれない。
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そしてそれはまさに、今が見ごろらしい。
2025年7月10日、かみふらの十勝岳観光協会のX公式アカウント(@kamifurano)が投稿したのは、薄紫色のラベンダーが一面に広がる花畑。さすがに北海道ならではの広大な光景だ。
この景色を見るために多くの人が訪れているらしく「本日ラベンダーの経過観察を行いました。早咲きも遅咲きも満開を迎え、朝から沢山の人で賑わっています」というコメントが添えられている。
Xには、「ラベンダーええな、見に行きたいな」「明日にでも行きたい」といった声が寄せられている。
ラベンダーの見ごろはいつまでか、またラベンダーの満開の時期ならではの楽しみ、イベントは? Jタウンネット記者は、かみふらの十勝岳観光協会に聞いてみた。
見ごろは、「7月の3連休あたりまで」
上富良野町は北海道のほぼ真ん中に位置する。広大な丘に広がるラベンダー畑や、十勝岳などの山々の景観を楽しむことができる、風光明媚な町だ。
日本におけるラベンダー発祥の地としても知られ、富良野エリアでもっとも早くにラベンダー栽培を始めた地域の一つ。「ラベンダーのまち」と呼ばれることもあるという。
Jタウンネットの取材に応じたのは、「かみふらの十勝岳観光協会」担当者だった。ラベンダーの見ごろはいつまでなのか?
「天候にもよりますが、ピークとしては7月の3連休あたり」 「7月下旬までは見ることはできますが、花が咲ききった後になるので 雨が降ると黒くなります」(「かみふらの十勝岳観光協会」担当者)
おすすめのスポットとして真っ先に名前が挙がったのは、「日の出ラベンダー園」という、町営の施設。
小高い丘の上に位置するラベンダー園で、展望台の西側にラベンダー畑、東側には十勝連峰が見える、という絶景ポイントだ。遅咲きのオカムラサキという品種が中心で、シーズン遅めでもラベンダーを楽しむことができるそうだ。
この場所では、夜のラベンダーも楽しめる。
「7月12日~21日までの期間、日の出公園ではラベンダーのライトアップイベント『ラベンダーフェスタかみふらの』があります。昼間とは違うラベンダーをお楽しみいただけます」(「かみふらの十勝岳観光協会」担当者)
夜のラベンダー畑もさぞ素晴らしい光景だろう。
他にも、「かんのファーム」「フラワーランドかみふらの」など、さまざまな施設がある。かみふらの十勝岳観光協会の公式サイトには「ラベンダーマップ」が用意されているので、そこから選んでいただきたいとのことだった。
「北海道の雄大な景色と夏の風物詩でもあるラベンダーをお楽しみいただければ幸いです」と担当者はコメントした。