もうエアコンだけに頼らない!猛暑の夏を乗り切る“エコで涼しく感じる工夫”3つ「マネする」
連日の猛暑に、エアコンを「強」のままつけっ放し、という方も多いと思います。この暑さではエアコンを使わないわけにもいきませんが、頼りすぎても体調が悪くなったり、電気代も気になりますよね。そこで今回は、身の回りにあるもので体感温度を下げる方法をご紹介します。
◆【画像を見る】→ 猛暑の夏を乗り切る“エコで涼しく感じる工夫”
身近なものが冷感グッズに?
高温多湿で熱中症の危険性の高い夏の間は、エアコンの使用が欠かせません。しかし、毎日長時間エアコンの冷気や冷風を浴び続けることで、体調不良を引き起こすこともあります。また、エアコンを毎日使うことで電気代が気になるという方も少なくないでしょう。
そんなときはエアコンの設定温度を少し上げたり、「弱」に設定したうえで、身近にあるものを「冷却グッズ」として暑さ対策に使う方法がおすすめです。
今回はSNSで見つけた、簡単にできる暑さ対策を3つご紹介します。
暑さをやわらげてくれる冷感グッズ【3選】
【1】冷却シートや保冷剤を使う
発熱時に備えて「冷却シート」を自宅に保管している方も多いと思います。冷却シートには体温を下げる効果はありませんが、肌に貼るとジェルに含まれる水分が蒸発することによる気化熱で冷たく感じるため、夏の暑さをやわらげてくれる冷却グッズとして活用できます。
食品を買ったときにもらえる「保冷剤」が、冷凍庫にたくさん入っていませんか?
これもハンカチやバンダナで包むだけで便利な冷却グッズになるので、活用しない手はありません。
太い血管が走る首の周りやわきの下、太もものつけ根などに当てて体を冷やす方法が広く知られていますが、最近では“手のひら”や“足のくるぶしより下”を冷やすことで深部体温を下げるといわれる熱中症対策も注目されています。
※ただし、冷却による不快感がある場合は、使用を中止してください。
【2】凍らせたペットボトルを使う
ペットボトルに水を入れて凍らせた「ペットボトル氷」も、保冷剤と同じように冷却グッズとして使うことができます。こちらも必ずタオルなどを巻いて、冷やしすぎないよう注意しながらお使いください。
【3】清涼感のある香りを使う
最後は、香りで清涼感や爽快感を得る方法です。
ミントやユーカリ、シトラス系の香りは、暑さによる不快感をやわらげてくれる、“夏におすすめのアロマ”といわれています。なかでも、ペパーミントやハッカ油に含まれるメントールはスッキリとした香りで、皮ふに触れると冷たさを感じさせる作用があり、体感的な涼しさをもたらしてくれます。
使い方は、アロマポットやアロマディフューザーで爽やかな香りを楽しみましょう。
ハッカ油があったら、ハッカ油スプレーにするのもおすすめです。ハッカ油スプレーは、首筋、腕、わきなどに使うことで、冷感作用でスーッと涼しく感じられ、暑さ対策に役立ちます。
ハッカ油は必ず薄めの濃度で希釈し、顔にはスプレーしないようにしてくださいね。
猛暑の夏はまだまだ続きます。エアコンといっしょに身近な冷感グッズも上手に活用して、暑すぎる夏を無事に乗り切りましょう!
鈴木杏/ライター