【奈良の地名】読めそうで読めない!?「上牧町」や「野迫川村」読めますか?【北葛城郡・吉野郡編】
【奈良の地名】読めそうで読めない!?「上牧町」や「野迫川村」読めますか?【北葛城郡・吉野郡編】
奈良県には現在、39の市町村があります。
そのなかで、今回は「北葛城郡」の4町、「吉野郡」の3町8村の読み方にチャレンジ!
1.北葛城郡(きたかつらぎぐん)
【河合町】
奈良盆地の西部、馬見丘陵の北東部に位置する。河合町と広陵町にまたがる「馬見丘陵公園」はその広さと季節の花々の美しさで人気。
廣瀬神社で毎年2月に行われる「砂かけ祭り」が大和の奇祭として知られる。
読み方:かわいちょう
【広陵町】
讃岐神社が『竹取物語』の舞台といわれる「かぐや姫のまち」。「馬見丘陵公園」に隣接する「竹取公園」はその広さと遊び場の充実度でファミリーに人気。
靴下の生産量が日本一でも知られ、「靴下のまち」でもある。
読み方:こうりょうちょう
【上牧町】
馬見丘陵のほぼ中央に位置する。ゆるやかな丘陵地帯が馬の放牧に適していたのが名前の由来と言われる。
リニューアルで長期休館中の奈良県内でも人気の温浴施設「虹の湯」の再開が待たれる。
読み方:かんまきちょう
【王寺町】
明治時代に県内で初めて鉄道が開通した「鉄道のまち」。
達磨寺や太子葬送の道など、聖徳太子ゆかりの地でもあり、町のマスコットキャラクター「雪丸」くんは聖徳太子の愛犬から。
読み方:おうじちょう
2.吉野郡(よしのぐん)
【吉野町】
日本きっての桜の名所、「吉野山」が有名で春には約3万本もの桜が山一面を覆う。かつては豊臣秀吉も花見をしたと伝えられる。
2004年に吉野山を含む『紀伊山地の霊場と参詣道』が世界遺産に登録されて今年は20周年を迎える。
読み方:よしのちょう
【大淀町】
果実栽培が盛んで、中でも梨の出荷量は県下一。
また、温暖な気候を利用して、古くからお茶の栽培が行われており、大和茶の産地としても知られる。
読み方:おおよどちょう
【下市町】
吉野川の南に位置し、全体の78.6%が山林という自然に恵まれた町。
広橋梅林は月ヶ瀬、賀名生とならび奈良県三大梅林の一つとして知られる。
読み方:しもいちちょう
【黒滝村】
村の約97%を林野が占める「森林(もり)と源流の村」。
黒滝川の清流沿いにあるリゾート施設「森の交流館」「きららの森」は、大自然と触れ合えて清潔で設備も充実しており、ファミリーにも人気。
読み方:くろたきむら
【天川村】
村の東部には近畿の屋根と呼ばれる大峯山系が連なる。
洞川温泉やみたらい渓谷、龍泉寺など奈良県内でも屈指の人気観光スポットがある。
読み方:てんかわむら
【十津川村】
奈良県の最南端に位置する日本一広い村。
全国で初めて「源泉かけ流し宣言」を発信し、村内全域の温泉施設で源泉かけ流しの湯を楽しめる。
読み方:とつかわむら
【野迫川村】
奈良県西南端に位置する村。
標高が高いため、夏季は涼しく避暑地として訪れる人も多い。季節の変わり目の9月末~11月中旬、6月初め~7月には雲海が見られることも。
読み方:のせがわむら
【上北山村】
奈良県南東部に位置する村。
吉野熊野国立公園に属する大台ヶ原を中心に、台高山脈や大峯山脈などの大自然に囲まれており、秋は紅葉、冬は霧氷が楽しめる。
読み方:かみきたやまむら
【下北山村】
奈良県南部に位置する村。村の大部分は吉野熊野国立公園に含まれており、自然を満喫できるスポット多数。
ダム湖百選に選定されている池原ダムや、ダム直下に造成された下北山スポーツ公園などが有名。
読み方:しもきたやまむら
【川上村】
吉野川の源流にあり、2つのダム(大滝ダム、大迫ダム)を有する。
平成8年に全国へ発信した「川上宣言」にもとづき、「水源地の村づくり」に取り組んでいる。
読み方:かわかみむら
【東吉野村】
奈良県の南東部に位置する村。
丹生川上神社で行われる小川まつりは別名「喧嘩祭」と呼ばれる。例年11月には東の滝や夢淵、丹生川上神社周辺でライトアップが行われる。
読み方:ひがしよしのむら
3.まとめ
いかがでしたか?
自然と町の調和がとれた北葛城郡の町、大自然が魅力の吉野郡の町村。
ぜひ訪れて、奈良の魅力を再発見してくださいね!