横須賀港新ふ頭整備 計画検討へ環境調査
横須賀港の物流機能の再編・強化を図るため、横須賀市が新港地区で検討しているふ頭の整備事業を巡り、県が環境影響予測調査(環境アセスメント)の実施計画書を公開している。1月14日に市が県条例に基づいて提出したもので、市は調査結果を事業実施の可否判断に役立てる。
計画は横須賀港の新港ふ頭の東側に延長290m、水深12mの岸壁を備えた17・2haの海面を埋め立て、新たな係留施設機能や物流機能を整備するもの。当初2025年度の着工を目指していたが、22年に必要な土砂が不足することが判明し延期していた。
環境アセスは大気汚染、水質汚濁、騒音など11項目で実施。縦覧は3月3日までで、期間内は意見書を提出できる。詳しくは県ホームページへ。