2025年4月の総括(白川の対岸)|青山吉能『みずいろPlace』#98
皆さんこんにちは、元気ですか?
わたしは元気です。
青山吉能です。
今日もわたしの文章を好きでいてくれてありがとう。
これは2n(今回は8という数字を当てこんでみようかな?)歳、最後のコラムとなります。
この時期のコラムになるといつもいつもバースデーライブの話ばかりですが、今年はそれに加えて2ndアルバムも発売されて、あれゆる作品やキャラクターたちもそばにいて、それでいてちゃんと美佑とおでかけとかもして、ばくばく食べてぐーすか寝てちょっとお酒は控えて、な日々です。
そんなてんやわんやに紛れるかのように、いよいよこのコラムの#100という大台が、白川の対岸くらいには見えてきました。隅田川だったら花火でも上がるんでしょうが、ま、白川だしな…と思って念のためファクトチェックしてみたら、「日本一小さい花火大会」と銘打ったプロジェクトがもう9回も行われていて転げ落ちました。
第100回はうまいこといけば6月の総括になりますね。いそいそと近くの公園のことを調べていたら花火をしてもいいということが判明したので、白川も驚かせるほどの小さい祝祭を、己が手で彩ろうと思います。
それにしても、100という数字の持つそこはかとない区切らせ力は凄まじいものです。
その曖昧にぼんや〜りとした節目らしきものと、これからのスケジュールのはざまにわたしはウンウン唸らされていて、そしてまた誰かは身構えてもいて、「で、これからどうするの?」と向こう側から問いかけられている感じもしています。
毎#毎#、月末が近づくたびにわたしは自分の身の天と地をひっくり返して、なにかが溢れ落ちないかを見つめているわけですが、この小さな逆流すらも今時はAIに食わせた方がそれなりにできるんじゃないかとかブログって呼ぶなとかなんとか、言ってますけど。
はあ〜???所詮は白川の向こう側の出来事だろ!!氾濫氾濫はんらーん!!!!
ねえ、白い川と青い山だったら、なんとなく後者の方が格好がついています。わたしいろのコラムですからね、きっとこれからも天邪鬼に、時々はいろんなものに巻かれながらやっていってくれるでしょう。
そう、これは皆さんが#100を大仰に受け取らないための助走です。
わたしはこうやって自分を自分の悪魔から守ることもそんなに悪くないと思っています。負けるというのは立ち止まることができるということです。
だから次回のコラムも、その次のコラムもいつだった無理に構えることなく、いつも通り唐突な思いつきをぺちゃくちゃお話します。
最近は、自分の物差しの限界について夜な夜な考えています。
ヒトというものは最終的に自分の物差しでしか他人の心を計れないから、どうしても人の痛みの部分を完全にわかってあげることはできません。同じ事象ですら人によって受け止め方が全く違うし、わたしですら言葉に表せられない感情をどう理解できようものかとやきもき。
それでも、痛みを共に喰らうことは出来なくとも、そばにいることやいつも通りでいることが、それだけでも少しは楽になれるのだろうかとまた自分の物差しで恐縮ですが、分からないなりにもがいてみています。気づかれないように。
何事においても「分からない」からこそ「知りたい」と思う心を大切にしたいです。
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この締めの一文はAIに書かせてみました。馬鹿め!俺は「知りたい」という領域まで土足で踏み荒らすような女じゃないんだよ!もがくんだ、その場で。土埃をあげて、水飛沫を撒き散らして。そうやって色んなものに巻き付かれて芽が出て、今のわたしがいます。もう少しわたしのことを知ってから出直してください。
それではこの辺りで終わります。
そうだ皆さん、『Fluctus』たくさん聴いてくださいね。大きな波も小さな波もすべてあなたのものです!
さようなら。
青山吉能
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