清川村 戦時中の生活を知る 緑中で遺族会が講話
清川村遺族会の山口静男会長と下嶋壽男副会長が3月4日、村立緑中学校(本間隆司校長)で2年生12人を対象に、戦時中の清川村の生活をテーマにした講話を行った。
今年度から清川村の中学生の修学旅行先が広島県となることを受け、平和学習の一環として生徒たちに身近な戦争の悲惨さを知り、平和な社会の実現を目指す意識を高めてもらおうと実施した。
2人は、戦時中の村の様子や人々の暮らし、戦争がもたらした影響などを伝えた。生徒たちは真剣な表情で耳を傾け、その後のグループワークでは山口会長、下嶋副会長に積極的に質問する姿も見られた。
山口会長は「生徒たちの質問は素晴らしく、平和への思いが伝わってきた」と語り、次世代への継承に手応えを感じている様子だった。