入館無料!世界170か国5,600点以上のコインを所有する尼崎の『コイン・ミュージアム』 尼崎市
日本を初め世界170か国5,600点以上の金貨・銀貨を保有している『コイン・ミュージアム』へ行ってきました。入館料は無料で、珍しいものからかわいらしい絵柄のものまであり子供も大人も楽しめる場所です。
阪神尼崎駅から徒歩約5分のところにあり、建物は尼崎城の白壁をイメージしたもので周辺の歴史的景観保存地域の寺町とも調和のとれた外観です。手前に見える赤煉瓦の建物は創業時の尼信本店を保存した建物だそうです。
お目当ての『コイン・ミュージアム』は2階にあり、どんなコインに出会えるのかワクワクしながら中に入ります。
一歩足を踏み入れると窓から優しい光が差し込む開放的な空間に、世界中から集めたというコインがずらりと並んでおり、どこから見てまわろうかと迷ってしまうほどです。
まずは、日本のお金や歴史について館長さんに案内してもらいました。そもそも昔にはお金というものが存在せずみな「物々交換」をして自分の欲しいものを手に入れていましたが、飛鳥時代の683年に中国の「開元通宝」をモデルとして日本最古の貨幣といわれる「富本銭」が作られました。
日本最後の大判といわれる江戸時代に発行された「万延大判金」を見せてもらいました。日米和親条約で自由化された交易により小判が大量に海外へ流出したことを受け金の含有量を下げてつくれられましたが、黄金に輝くその見た目に興奮を隠せません。今だと100万円以上の価値があるそうです。
次に筆者が気になったのは、「地方自治法施行60周年記念貨幣」のコーナー。2007年に地方自治法が施行60周年を迎えたのを記念して、47都道府県ごとにそれぞれの地域を代表する美しい風物や重要なイベントなどを色鮮やかにあしらったカラー銀貨を発行しました。
カラーでとても見やすく分かりやすいので、自分の出身地や旅行で訪れたことのあるコインを見つけるのも楽しいです。兵庫県は「コウノトリと姫路城」が描かれていました。
他にも高知県は「坂本龍馬と桂浜」、沖縄県は「首里城と組踊」だったりお子さんと好きなコインを探したり、名物を当てっこするのも良さそうで楽しみながら知識を得られそうです。
次はいよいよ世界のユニークなデザインのコインを紹介してもらいました。コインといえば、皆さん丸い形を想像されると思いますが、1983年に発行されたソロモン諸島の「独立5年記念」硬貨は、なんと5角形の形をしています。
コインの名称の横に黄色のシールの番号が貼ってあるものは、詳細をパソコン画面に映し出すことができるので裏表両面のデザインを見ることができます。
「オリンピック競技大会記念貨幣」のコーナーでは、まだ記憶にも新しい<パリ2024夏季オリンピック>を記念したコインや2000年以降のオリンピックのものが展示されています。1つ1つデザインが素敵で全てを見るのには時間がいくらあっても足りません。
最後に見せてもらったのは、ハンガリー大使館から寄贈されたという「日本・ハンガリー外交関係開設150周年記念硬貨」。ハンガリー人ジャポニズム派画家によるデザインで下部には日本とハンガリーの国旗が刻まれています。
当たり前に普段使っているコインですが、それを通してその国の歴史や出来事さらには鋳造技術が分かり知れば知るほど興味深く奥が深いものでした。ほかにもまだまだおもしろいコインがたくさんあるので、いろんな発見をしてみてくだい。
場所
尼信会館
(尼崎市東桜木町3)
会館日
火曜~日曜日
10:00~16:00
閉館日
月曜日、祝日(土日と重なる場合は開館)
入館料
無料
TEL
06-6413-1121