清水エスパルス、ガンバ大阪と0-0で引き分け シュート15本と相手を上回るも得点ならず… 監督&選手コメント
清水エスパルスはリーグ後半の初戦、ガンバ大阪と0-0で引き分けました。相手を4本上回るシュート15本を放ちましたが、得点にはつながらず。何度も決定機があり、悔しいドローとなりました。それでもリーグ戦では7試合ぶりの無失点。公式戦3試合連続で失点していた課題のCKも、相手は7本ありましたが得点を許しませんでした。6、7月は前半戦未勝利のチームとの対戦が続く「リベンジシリーズ」。再構築した守備をベースに、前半戦は0-3で完敗した名古屋グランパスとの次節に臨みます。
秋葉忠宏監督
いやー勝ちたかった。それが正直な気持ちです。セットプレーからの失点が続き、粘り強い守備でしっかりクリーンシートをと言っている中で狙い通りしのいでみせる集中力、修正力。ハードワークをしてくれる選手にリスペクトと感動、感謝をしている。選手が一番悔しがっているが、仕留められるところは何度かあった。
北川航也選手
リーグ戦で4失点した後のゲームは非常に難しい中、全員のハードワークでゼロに抑えられたことは良かった。でもやはり0得点では最大勝ち点1しかとれない。良かったところ、改善しなければいけないところが出た試合。(得点取り消しになったシーンは)GKとDFの間の速いクロスはずっと狙っている。そこにクロスが入ってきて合わなければ入れなかった選手の責任。こういうところで得点に持って行く力を付けなければいけない。
高橋祐治選手
失点が続いていたので守備陣はゼロにこだわって結果も出た。(後半途中からオープンな展開になったが、)後ろは慌てずに無失点の時間を長くすることを最優先にした。3バックで結果が出て、ポジティブな要素になる。セットプレーになるたびにみんないつもより声を出して集中力を上げてやった。もう途中から失点する気がしない雰囲気になった。
蓮川壮大選手
チームとして無失点にこだわろうという話はリーグ戦の中断期間にあった。修正して我慢強く戦えたからこその無失点。こういう試合で勝つことで変わってくる。チャンスを決めきることはもう一回こだわりたい。セットプレーは中断期間に結構練習した。ゼロで終われたことが自信につながる。
住吉ジェラニレショーン選手
セレッソ大阪戦であれだけ失点して自分も見直した。チーム全体としてももう一回守備から入ろうという話をして見直した結果が結びついた。押される場面でも耐えられた。積み重ねが試合に出たと思う。セットプレーはどうしても穴がある。それを少なくしようと改善できた。失点しなかったのは一歩成長。3バックはやはり前に圧力かけないといけない。ファーストボールの処理はすごく大事にしていた。得点には至らなかったが攻撃につながるいい守備ができた。
千葉寛汰選手
(J1デビューとなり、)周りの選手のクオリティーが高いので自分も生かしてもらいやすい。やっていてすごく楽しい。高ぶりすぎず、平常心で試合に入れた。もっともっと出たいと感じたので、練習からアピールしたい。(矢島慎也選手、松崎快選手との連係で崩す場面もあり、)去年一緒にやっていた選手は特長も分かっている。違和感なくやれている。もちろん点を取りたいが、やることをやっていれば取れると思う。自分が自分がとなるのは良くない。自分にいつか転がってくると信じている。