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子連れ避難に備える!ワンオペママの災害バッグの中身と食品ストックを大公開!

たまひよONLINE

茶畑に囲まれたのどかな土地で、一姫二太郎の子育てをしながら、フリーランスのライターをしているTomomiです。海外生活で出会った夫と日本へ帰国し、現在は子育てを楽しみながら“おうち英語”に力を入れています。
海や山、自然に囲まれた土地での子育ては、とても恵まれた環境だと感じる一方、地震や津波、台風や土砂災害と、気をつけなければならない事も。東日本大震災以降、災害に対する考えや備えも変わりました。そんな私の“子連れ避難でも安心”災害バッグの中身と食品ストックについてご紹介します。

災害対策は持ち出し用とパントリーの2か所で備える


島国であり地震大国でもある日本で暮らしていると、避けられないのが自然災害。地震や台風など災害の種類によって、自宅から避難が必要なケースや、自宅の2階に避難するケースなどが考えられるので、どんな対策が必要なのか悩みました。

いざ災害バッグを用意してみると、心配性で普段から荷物の多い私は、あれもこれもと詰め込み、凄い重さに…。これでは荷物も子どもも抱えて避難はできない!と、試行錯誤の末に辿り着いた私流の災害対策は、「持ち出し用バッグ」と「パントリー保管」の2か所で備える事でした。

出産前は、災害バッグの見直しはたまにで、食品の賞味期限を確認する程度でしたが、子どもが生まれてからは、半年単位で見直しをしています。子どもの月齢や成長に合わせて、オムツや服のサイズ、ミルクや離乳食など、必要な物も変わるので、こまめにチェックしておきたいと思います。

持ち出し用災害バッグは両手が空くリュックタイプ!


持ち出し用災害バッグは緊急用に、必要最低限の物を厳選してリュックに詰め、2階の寝室に保管しています。2階に保管している理由は、就寝時にすぐ手に取れる事、地震や津波では2階が安全な事を考慮しての選択ですが、避難の導線などを考えて、玄関クロークに保管するのも良いなと未だに試行錯誤中です。

カバンは、まだ小さい娘と息子の2人を連れていても持てるように、手が空くリュックタイプに入れておくのは必須です。普段アウトドア時に使用している方法ですが、リュックの中の電子機器類や衣類はジップロックに入れて仕分けています。雨対策にもなるし、リュックの中もごちゃごちゃせずとても便利です。

緊急持ち出し用リュックの中身をご紹介!


●子ども用アイテム
・液体ミルク(専用アタッチメント・乳首)
・離乳食(3日分×人数分)
・オムツ(3日×人数分)
・着替え(2日分)
・おしりふきやウェットティッシュ
・軽量防寒着
・おやつ
・抱っこ紐や迷子紐

●大人用アイテム
・ペットボトルの水(人数分)
・感染対策用品(除菌シート・マスク)
・衛生用品(救急セット・常備薬・生理用品・ホッカイロ・使い捨てコンタクト数日分・携帯トイレ・冷えピタ・使い捨てビニール手袋・ビニール袋・清浄綿)
・電子機器(懐中電灯・ラジオ・ポータブル充電器・電池)
・便利用品(タオル・アルミシート・軍手・ガムテープ・レジャーシート・メモとペン)
・食品(カロリー補給食品・グミや飴など)
・軽量防寒着
・お財布・保険証・母子手帳・スマホなど(いつものカバンに入れて避難導線に置いておく)

<工夫ポイント>
●抱っこ紐は、赤ちゃんとの避難で必須の便利アイテム!
子どもが歩けるようになり普段の生活で使わなくなった後も、捨てずに災害用品と一緒にしています。抱っこ紐なら避難時に子どもとはぐれる心配もないし、夜間なら寝ていた子どもの負担も減ります。

●子ども用迷子紐を用意しておくと安心!
万が一ワンオペ育児中に避難が必要になったら?と考え、思いついたのが迷子紐です。抱っこ紐に収まらなくなってしまった娘には、子ども用の迷子紐を用意しています。リュックタイプの迷子紐なら中に子どものアイテムを入れて自分で持って貰えるし、はぐれてしまうのが心配という私の不安を解消してくれ、一石二鳥です。

停電や自宅待機に備えてパントリーで食品ストック


数年前の台風で地域の大多数が停電。何故か我が家一帯だけ奇跡的に難を逃れ、友人達の避難場所となりました。そんな経験をもとに、避難の必要はないけれど、自宅待機をするといったケースにも備えています。
今なら、感染症にかかり家族で隔離といった事も起こり得るので、家族みんなが1週間は暮らせる分の食品を蓄えています。

・ペットボトル(1人1本×7日分)
・レトルト食品や災害用フード
・缶詰め各種
・カップラーメン
・お米
・子どものおやつ
・濃縮タイプの麦茶
・エナジーゼリー
・経口補水液
・常備薬

<工夫ポイント>
●災害フードはローリングストック!
災害用食品ストックの賞味期限をメモしておき、期限が近い食品は手抜きをしたい日のご飯に使用しています。食べたものは次の買い物で買い足し、ローリングストックをしています。食品ロスも防げるし、手抜きデーも作れるのでおすすめです。

●災害時に使う調理器具も一緒に保管!
ガスボンベのストックやガスコンロ、鍋やカトラリー、ランタンやごみ袋などは一式セットにしてパントリーに入れています。BOXやカゴに入れておけば、そのままキャンプなどにも持っていけるし、停電時にもあちこち探し回らなくて済むので便利です。これまでも各地で起こる災害などをきっかけに備えをしてきましたが、子どもが生まれてからは、危機感も高まり、さらに具体的に状況を予測して考えるようになりました。大人は我慢できても、子どもにはできるだけ負担はかけたくない。そんな気持ちでこれからも災害対策を続けていこうと思います。

[Tomomi*プロフィール]
20歳で日本を飛び出しオーストラリアで就職。現地で出会った夫を日本に連れ帰り、茶畑に囲まれたのどかな土地で一姫二太郎の育児に奮闘中!
休日は、夫と子ども達と“旅行”“フェス”“キャンプ”を楽しみながら、語学力とホスピタリティー業界での経験を活かして、ホテリエとライターを兼業する38歳、在宅ママライター。

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

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