「気味悪さを出さず、普通に見えるようにした」ヒュー・グラントら出演キャストたちが語るインタビュー映像『異端者の家』
映画『異端者の家』の、ヒュー・グラントら出演キャストや監督たちが「リードの狂気じみた家」について語るインタビュー映像に加えて、本作を読み解く重要なアイテムを捉えたシーンカットが解禁された。
悪夢のような「真相」
シスター・パクストンとシスター・バーンズは、布教のため森に囲まれた一軒家を訪れる。ドアベルを鳴らすと、出てきたのはリードという気さくな男性。妻が在宅中と聞いて安心した2人は家の中で話をすることに。
早速説明を始めたところ、天才的な頭脳を持つリードは「どの宗教も真実とは思えない」と持論を展開する。
不穏な空気を感じた2人は密かに帰ろうとするが、玄関の鍵は閉ざされており、助けを呼ぼうにも携帯の電波は繋がらない。
教会から呼び戻されたと嘘をつく2人に、帰るには家の奥にある2つの扉のどちらかから出るしかないとリードは言う。信仰心を試す扉の先で、彼女たちに待ち受ける悪夢のような「真相」とはー
映像は、ヒュー・グラントら出演キャストや、スコット・ベック&ブライアン・ウッズ監督が「リードが住む狂気じみた家」について語ったもの。
「気味悪さを出さず、普通に見えるようにした」「最初に通される居間は祖父母の家のようなかわいい雰囲気なの」―ヒュー・グラントら出演キャストが口を揃えるように、一目みただけでは“普通の家“に見えるリードの家。
だが、シスターバーンズが「異様に小さい窓」に気づいたことを発端に、不気味な違和感は積み重なり、“ただの家”だと思っていた認識が徐々に“ヤバい状況”へと書き換えられていく。
「彼の狂気じみた罠にハマるしかない」「支配欲が強まる、天才的な仕組みだよ」とヒュー・グラントが明かす、リードの歪んだ執念が生んだ“異端者の家“―その全貌を確かめてほしい。
シーン写真は4点。リード自らが作成した自身の家の迷路を明かした木彫りの模型、膨大な知識量の元となる膨大な書籍、タイマー仕掛けの家の鍵のほか、神を祀る不気味な祭壇まで。いずれも、この家の暗部に迫る重要なアイテムを捉えたカットとなっている。
『異端者の家』は全国公開中