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「思い出」が新たな本との出会いのきっかけに。スタジオユリグラフ、九大伊都 蔦屋書店との共同イベントを開催中

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開催のきっかけ

思い出書店の福岡県糸島市拠点では、『思い出の本を通じて、本と人、人と地域をつなぐ「場」を創出する』というコンセプトをもとに、前原商店街の店舗様と共同での本の交換会の開催や、『MAEBARU ART&BOOK STREET』への出展など、さまざまな取り組みを実施してきました。

公式instagram(https://www.instagram.com/omoide_books110/)より

一方で、九大伊都 蔦屋書店様は、「書店を地域のハブにしたい」という思いから、これまでにも地域のハンドメイド作家のポップアップショップの開催などを定期的に開催してきた。

九大伊都 蔦屋書店(店舗外観)

『思い出の本』『書店という場』を通じて、本と人、人と地域を繋ぎたい。そんな思いが重なったところから、今回の共同企画を実施する運びとなりました。

企画概要

これまで思い出書店に寄付された本と共に、販売ブースを設置

九大伊都 蔦屋書店内スターバックス前の特設ブースにて、3月14日(金)から4月25日(金)まで、「思い出書店」と連携した展示が行われています。

ブース内には「思い出書店」を通じて寄付・交換された「思い出の本」が配置され、その本と同じ本を販売。帯に巻かれた持ち主の「思い出」を見ながら、気になった本が購入できます。

販売されている本には、思い出書店オリジナルのしおりを挟んでいるほか、思い出書店のコンセプトや糸島拠点の情報が掲載されたポップも設置。ブースや購入した本を通じて、「思い出書店」や「糸島」という場所を知ってもらうきっかけが作られている。

共催者コメント

思い出書店 糸島拠点 葉山さん、北原さん
思い出書店 糸島拠点は、旧唐津街道の宿場町の面影を残す福岡県糸島市・前原商店街にあります。ネットでの書籍購入の普及で、思いがけない本との出会いが減った今、「だれかの思い出が帯に書かれた本」と出会える場を提供することで、新たなつながりを生み出します。蔦屋書店との共同展示を通じて購入された本を思い出書店に持ち寄り、思い出の交換を体験していただけたらと思います。

九大伊都 蔦屋書店 BOOK担当 大家さん
九大伊都 蔦屋書店は、『未来に紡ぐ書店』をコンセプトに掲げ、人のつながり、新たな発見、自己表現できる場を提供し、お客様の人生を後押しする書店を目指しております。思い出書店様は、単に本を交換するだけでなく、本に込められた想いを通じて人と人の出会いや地域コミュニティをつくられています。私たちと目指しているビジョンがとても近しく、一緒に地域を活性化していけたら幸いです。

思い出書店とは

思い出書店は、様々な店舗に設置された交換スポットで、「だれかの思い出」が綴られた本と「あなたの思い出」を綴った本を交換できる、新しい形の古書交換サービスです。

全国的に書店が減少していく中、カフェや公民館、ネイルサロン、美容室といった街の店舗に「本と触れる場」を残していくと共に、「本の交換」というコミュニケーションを通じて、地域の様々な場を繋いでいくことを目指して、少しずつ活動を広げています。

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