中の堀川のハゼ釣りで10cmを頭に24尾キャッチ【東京】午後の上げ潮狙いで連発
7月27日(日)、中の堀川に午後の上げ潮を狙ってハゼ釣りに行ってきた。
中の堀川でハゼ釣り
中の堀川は、江東区佐賀町と福住の境を流れる大島川西支川という運河から、中の堀川水門を隔て、佐賀2丁目に取り込まれる水路。水門直上の豊島橋周辺が釣り座となり、その他のエリアは金網で覆われている。
豊島橋直下の水深は約1.5m。大潮の干潮時は、橋両岸の際は川底が露出してしまうので、上げ3分から下げ7分の時間帯を狙う。
川底は砂泥にコケのようなものが乗っている場所が大半で、ほかは流木があり、仕掛けを引きずると根掛かりする。仕掛けを打ち変えながら探って釣るといい。
ハゼの釣り方
エサはゴカイなら1匹掛けでもいいが、青イソメは長いので、ハリの大きさに合わせて長さ3~5cmくらいに切って通し刺し。ハリ先は出して、タラシは1~3cmが基本。
ハゼは底にあるエサを探して小移動しているので、エサが底から離れないようにして釣る。魚が多い場所では、仕掛け着底と同時にアタリが出ることが多いが、通常はポイントを探って釣る必要がある。
深川周辺の堀は干満差が大きく、魚の溜まり場が大きく変化する。そのため魚影を見て判断して、仕掛けを入れる場所をテンポよく変えながら狙っていく。
夏の時期はアタリが明瞭に出ることが多いので、小さめのエサを使っているときは即アワセ、秋から冬に向かって大きめのエサを使っているなら、竿先が引き込まれるくらいまで待ってから聞きアワせて掛ける。
魚影の濃さは間違いなし
7月27日(日)、午後の上げ潮を狙って、13時半に自転車で家を出る。釣り場到着後、仕掛けを落とし、ミチイトを張って待つと、すぐにアタリが出た。
7号のハリにはなかなか掛からないサイズが多い時期であることはわかっていたので、ハリを口に入れる時間を考慮。1分ほど放置していると、アタリが激しくなって聞き上げると、グ、ググっとハリ掛かりした感触が手に伝わる。中速で巻き上げると、7cmが一荷で掛かってきた。
このあと、アタリがあっても即アワセはせずに、時間を掛けて食わせる釣り方で、7~8cmをメインに、時々10cmが交じって、数が伸びた。
16時ごろ、所属する釣りクラブの白木誠会員が加わったが、硬い竿のためハゼの食い込みが悪く、ハリ掛かりに至らないことが多く苦戦していた。
最終釣果
17時に竿を仕舞い、魚の数を数えると24尾。ゲストはゼロだった。
アタリの数から魚影の濃さは間違いなく、工事中の大横川よりも面白い釣りが続けられそうだ。
<週刊つりニュース関東版APC・木津光永/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース関東版』2025年8月15日号に掲載された記事を再編集したものになります。