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新島沖の地キンメを深海ジギングで狙う!【南伊豆】重量級ジグで本命のキンメダイをキャッチ

TSURINEWS

ジギングで仕留めたキンメダイ(提供:週刊つりニュース中部版APC・山本憲史)

1月20日に私が勤めるマルハンのお客さんたちと、今年の初釣りに行ってきた。狙いは新島沖の「地キンメ」と言われるブランドのキンメダイ。今回は船からジギングで狙っていく。

もき丸に乗ってキンメジギング

新島のキンメは2023年10月に最後に行って以来中止が続き、1年3カ月ぶり。今回は静岡県・南伊豆手石港のもき丸に初乗船だ。

午前4時半集合とのことで、時間にゆとりをみて名古屋市南区のマルハンを19日の午後11時すぎに出発。休憩しながらのんびり向かったが、途中の道が整備されていて午前3時30分ごろに到着。南伊豆も近くなったと感じた。

どんな日になるかと話しながら準備を進めていると、船長が到着。さわやかでハンサムな船長さんだ。船もキャビンと船べりの間が広く、移動が楽々。キャビンの中は8人が寝られるベッドがあり、とても快適な大型船だった。

荷物を積んで出船。ポイントまでは1時間半ほどの航程だ。ポイント到着までベッドで休むことにした。

釣行開始

夜が明ける前にポイントに到着すると、漁師さんの大船団。シケで出られないことが多かったので、一斉に出てきたのだろう。漁師さんが帰るまでは待機する。

7時ごろに漁師さんが帰っていき、やっと釣り開始。船長から潮は緩いとの話があった。

タックルだが、私はロッドがマニアフェローズ55、リールはブルーヘブン80PWに、スーパーファイヤーライン1.5号。ジグはスピンドルN900gを手始めに落とす。

新島のキンメダイは重量級のジグで狙う
(提供:週刊つりニュース中部版APC・山本憲史)

本命のキンメダイが船中に揚がる

340mからのカケサガリを狙っていく。どんな釣りでも、1投目はワクワクする。ひと流し目、船長の言う通り潮が緩い……というより、緩すぎて船がほとんど動かない。

ひと流し目は何もなく、2流し目にお客さんたちにアタリがあり、待望のキンメダイが上がって盛り上がる。

深海から現れた深紅のキンメに笑顔(提供:週刊つりニュース中部版APC・山本憲史)

ボトムで根掛かり

私も負けじとボトムを攻めると、根掛かりでジグロスト……。根掛かり対策でアシストフックを小細工したが、全く機能しなかった……。

気を取り直して今度はドレッパーの800gを落とすと、私にもアタリがあった。ゆっくり慎重に上げてくると、今まで釣ったなかで最小サイズが上がってきて皆で大笑い。小さ過ぎで写真も撮らなかった。

初挑戦のお客さんが本命3匹キャッチ

この後、お客さんにはアタリがあるのだが、私はロッドを替えてみたりジグを替えてみてもアタリがない。今回人生70年を迎えるお客さんが、初挑戦で3匹釣り上げたので良しとしよう。

狙い通りの1匹にしてやったりのお客さん(提供:週刊つりニュース中部版APC・山本憲史)

2025年の初釣りが天候に恵まれ、富士山を見ながらできたことに感謝しつつ、来週も出船できることを祈りたい。

ブランド魚にふさわしい美しい魚体(提供:週刊つりニュース中部版APC・山本憲史)

<週刊つりニュース中部版APC・山本憲史/TSURINEWS編>

 この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年2月7日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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