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J2優勝狙うジュビロ磐田の戦いがいよいよ始まる。GK川島永嗣主将とMF上原力也副主将に聞いたサックスブルーの“今”

アットエス


Jリーグは2月14日に開幕し、ジュビロ磐田は15日、ホームのヤマハスタジアムで水戸ホーリーホックと対戦します。2020年以来、5年ぶりの白星発進なるか。今季の主将に就いた川島永嗣選手と、リーダーシップグループ(副主将)の上原力也選手に開幕戦の意気込みなどを聞きました。

GK川島永嗣主将「1年でのJ1復帰、成し遂げたい」

-主将という立場になって。
あまり自分自身はキャプテンだろうが副キャプテンだろうが、変わらない。自分がやることっていうのは変わらないと思います。

ただ、誰かが引っ張るっていうより、1人1人がこのチームを引っ張るっていうグループでなければ強くなっていかないと思います

-監督が新しくなって、チームの雰囲気なども変わりましたか。
そうですね。練習の中で求められるものが違いますし、守備のところでも攻撃のところでも、よりアグレッシブにやらなければいけない部分が多い。そういう意味では変革が求められますし、より成長するためにはいいきっかけになるかなと思います。

-ファン、サポーターからは1年でのJ1復帰が期待されています。
もちろん自分たちの目標でもありますし、昨年、最後の最後まで応援してくれたサポーターの方たちのために、それを成し遂げたいと思います。またJ1に戻って、次は優勝できる力をこの1年で付けていきたいと思います。

-あらためて今季、ジュビロはどんなサッカーで、どうやってファンに喜んでもらいたいですか。
とくに今年は、自分たちはアグレッシブなサッカーをしたいと思ってますし、それはもう攻撃も守備でもそうです。自分たちが受け身になるのではなく、自分たちがゴールに向かっていく、相手のボール奪いに行くっていう姿勢をしっかり見せればればいいのかなと思います。

-プレスに関して、FWペイショット選手のところからスムーズになっているようですが。
そもそもというか、やっぱりより前線からボールを奪うためには前線の選手がそのきっかけをつくる動きをしなければならないし、そこはジョン(ハッチンソン監督)も初日から求めているところだと思います。

-セットプレーからの失点は課題だったが、整理できていますか。
中でしっかり話はしてますし、自分たち自身が対応できるように。とにかくそこでズルズルいかないように自分たちでしなければいけないし、悪い流れはしっかり断ち切れるようにやっていきたいと思います。

-自身のJ2でのプレーは久しぶりだが、近年のJ2はどういった進化をしていると思いますか。
J1もそうですけど、J2のサッカーも整備されてるし、選手のクオリティもより上がってると思います。僕の中でJ1だろうがJ2だろうが、そこに対する目は変わらないです。チームとしても個人としてもしっかり準備して、シーズン通して戦っていきたいと思います。

MF上原力也副主将、“水戸キラー”の本領発揮なるか

-2月8日に非公開で行った練習試合について。
まだまだ積み上げている途中ですし、本当に課題も多く出ました。ただ、やれるところもあったし、そういうところを(11日の)ミーティングを含めて、全員でもう1回共有できて、頭がクリアになっていると思います。まだまだですけど、実りある試合だったなと思います。

-一番大きな課題とは。
(練習試合の対戦相手は)ハイプレスのマンツーマンで来たので、そこのかいくぐり方はチームでやらないといけない。あと90分通しての進め方はまだまだ課題が残ったと思います。本当に、次につながる試合だったんですよ。

-課題が出たことを前向きにとらえているということですね。
そうですね、マンツーマンの守備とプレスに関しては、本当に上手いチームと1週間前に本気でやれたっていうのはすごく良かったかなと思います。

-J2は極端に引いて固めてワンチャンスを狙ってきたり、ガチガチにハイプレスしてきたりするチームもあります。
そうですね。いろんな状況があると思いますし、天候だったり、アウェーの芝だったり。

ただ自分たちは相手に合わせるというより、自分たちのスタイルを貫き通して試合を進めていく方が強いと思う。まずは自分たちに目を向けて、1年通してやらなきゃいけないなと思います。

-リーダーシップグループに選ばれ、ピッチ内外でチームをけん引することが求められるのでは。
もちろんその通りで、内外問わずにチームのスタイルを体現しなきゃいけないと思うし、それをより深く理解しなきゃいけないと思っています。チーム全員に発信していきたいし、分からない選手がいたら、聞き手として伝えればいいかなと思います。

どんなチームでも、どんな会社でも、風通しが良いのが一番いいですし、いろんな意見がある中で、何か一つの方向にしっかりまとめなきゃいけないグループでも僕たちはあると思う。チームが一つの方向に向いて、頭がしっかりクリアになれるように働きたいなと思います。

-一昨年はアウェー、ホーム戦ともゴールを決めた水戸キラーだった。
あのときのジュビロは水戸との相性が良かった。そのときのやり方と、水戸のやり方がうまく僕たちは良い風にかみ合ってました。今回、水戸がどうするかも分からないし、自分たちもあのときと違うので。まずはチームが勝てれば。

-このサッカーで、ボールを受ける回数が増えるので、やりがいもあるのでは。
僕に限らずチームが主導権を握ってサッカーをしたいスタイルなので、チーム全体で主導権を握りたいし、ゲームを優位に進めるようなコントロールをしたいなと思います。

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