元軍人の90歳おじいちゃんが涙を搾り取る感動実話!口コミで観客急増『2度目のはなればなれ』昭和レトロな新ビジュアル到着
じわじわ話題上昇『2度目のはなればなれ』絶賛公開中
公開2週目でミニシアターランキング2位にランクアップ、「マイケル・ケイン引退作として最高の作品」「今年一番号泣した」と話題の映画『2度目のはなればなれ』が、10月11日(金)より絶賛公開中だ。
共に2度のオスカー受賞経験を持つ名優マイケル・ケインとグレンダ・ジャクソンが『愛と哀しみのエリザベス』(1975年)以来、50年ぶり2度目の共演にして2度目の夫婦役を演じ、本国イギリスでは興行収入10億円超えの大ヒットを記録した本作。グレンダは映画公開前の2023年6月15日に輝かしい女優人生に幕を閉じ、そしてマイケルも本作で華麗なる俳優人生に幕を下ろすことになった、心温まるヒューマンドラマである。
このたび、昭和レトロな作風で映画ファンから絶大な支持を得ているレトログラフィックデザイナー、コンビーフ太郎氏が手がけたアートビジュアルが到着した。
90歳の老紳士、その壮大な“脱走”計画
2014年夏。イギリス・ブライトンの老人ホームで寄り添いながら人生最期の日々を過ごす老夫婦バーナード(マイケル・ケイン)とレネ(グレンダ・ジャクソン)のある行動が、世界中の大ニュースとなった。バーナードはひとり、フランスのノルマンディへ旅立つ。彼が行方不明になったという警察のツイート(#The Great Escaper)をきっかけに、世界中で話題になったのだ。
ふたりが離れ離れになるのは、人生で2度目。決して離れないと誓った男が、どうしても離れ離れにならなければならなかった理由とは? そして、必ず戻ってくると信じる妻の真実の想いとは……。
2人のオスカー俳優の再共演作にして最期の作品
『2度目のはなればなれ』は『The Great Escaper』という原題のとおり、89歳の退役軍人が<ノルマンディ上陸作戦 70年記念式典>に参加するため、老人ホームを抜け出した実話をベースにした作品だ。
『ハンナとその姉妹』(1987年)、『サイダーハウス・ルール』(2000年)で2度のオスカー受賞したマイケル・ケインが主演を務め、本作で引退することを表明。約70年にわたり180本以上の映画に出演してきた彼の、華麗なる俳優人生に幕を下ろす“引退作”となった。
そして共演には、『恋する女たち』(1969年)、『ウィークエンド・ラブ』(1974年)でオスカー受賞したグレンダ・ジャクソン。彼女は全英公開を控えた去年2023年6月15日に87歳でこの世を去り、輝かしい女優人生に幕を閉じた。名優2人の最後の共演となった本作は、観る者にとって忘れられない感動を刻むはずだ。
ミニシアターランキング2位! 昭和レトロ風ビジュアル完成!
本作は10月11日に公開を迎え、興行収入21188300円を記録(21館/※10月23日時点)。公開から2週目、興行通信社調べ「ミニシアターランキング」(2024年10月18日~20日)では堂々の2位を獲得し、その評判は日に日に広まっている。初週は高齢者層を中心に支持を集めていたが、口コミの広がりとともに観客層が徐々に広がり、現在では50代女性を中心に幅広い世代から絶賛の声が寄せられている。
観客からは「言葉の一つ一つに戦争の悲惨さ、夫婦の愛が込められている」「この映画に出会えて本当に幸せ。今年一番号泣した」と多くの人々の心に響いており、中でもマイケル・ケインとグレンダ・ジャクソンという名優たちの演技の素晴らしさが話題に。「2人の演技に見入ってしまった」「2人の最後の任務、メッセージに涙が止まらない」「マイケル・ケイン引退作として最高の作品」といったコメントが多く寄せられている。
また、“戦争は勝っても負けても、一生心に深い傷を残す”というテーマを扱いながらも、「繊細な感情とユーモアで表現されている」と高く評価され、観る者に深い感動を与えている。戦争の傷跡、夫婦の絆など、普遍的なテーマを巧みに織り交ぜた物語が、世代を問わず観客の心に響いているようだ。
そしてこのたび、グラフィックデザイナーのコンビーフ太郎氏が手がけたアートビジュアルも到着。その昭和レトロ風なデザインは、とくにVHS世代には問答無用でグッとくるであろう仕上がりだ。名優2人の芳醇なキャリアが刻まれた表情、温かかくも決意に満ちた雰囲気……そんな2人の姿が表現された秀逸なビジュアルとなっている。
『2度目のはなればなれ』は全国の劇場で順次公開中