猫は『飼い主さんの顔のそばで寝る』理由4選 近ければ近いほど信頼度が増す?
1.信頼しているから
猫は、『飼い主さんを信頼するほど顔に近い場所で寝る』と言われています。
その際、猫の寝る位置から飼い主さんへの信頼度も分かるともされていて、飼い主さんの顔の上に乗ってしまう場合の信頼度は100%、顔の横は80%、頭の上は40%とされています。
ただし、飼い主さんよりも自分が上だと思っていて、あえてその場所を選んでいる猫もいるようです。
また、飼い主さんの顔から離れた位置で寝るからといって、その猫に信用されていないというわけではありません。飼い主さんの足に寄りかかったり、飼い主さんが見える場所で寝ていたりします。
さらには、自立心がしっかりしているからひとりで寝る猫がいたり、季節によって寝やすい場所を選んだりもしています。
2.自分を子猫だと思っているから
他の猫と顔を寄せ合って寝るのは、子猫時代だけです。猫は大人になると単独行動をするようになり、他者との距離を保つようになります。
そのため、大人になっても飼い主さんの顔のそばで寝る猫は、もしかしたら自分のことを子猫だと思っているのかもしれません。毎日お世話をしてくれる飼い主さんのことを親のように思っているのでしょう。
我が家の猫は生後半年くらいのときは顔の横で寝てくれましたが、成長すると私の足によりかかって寝るようになりました。
3.甘えん坊な性格だから
構ってほしい、少しでも近くにいたい、飼い主さんが起きたらすぐに甘えたいなどの理由で、猫は飼い主さんの顔のそばで寝ます。
外で暮らしていたときはボス猫だったのに、保護されて安全な室内で暮らすようになったら、ずっと飼い主さんの顔のそばで寝るようになった、という猫もいます。
今現在自分の顔のそばで寝ていない猫も、環境や接し方が変わることで、性格や寝る場所にも変化が見られるかもしれません。
4.邪魔されずに眠れる場所だったから
本当はそばで寝たくても、飼い主さんの寝相が悪くて一緒に寝られない、と感じている猫もいます。
飼い主さんの上半身に近い場所だと撫でられたり、寝相で腕が動いたりして寝られないと猫は足の方で寝ることがあります。
その逆で、足の近くでは寝られないので顔のそばで寝ているのかもしれません。
まとめ
猫が飼い主さんの顔のそばで寝るのは、信頼している気持ちのあらわれであったり、飼い主さんが親で自分が子供のつもりでいたり、などの理由があると考えられています。
また、『猫が顔に近い位置で寝るほど信頼度も上がっている』と言われていますが、実際は猫の性格や飼い主さんの寝相なども関係しているため、離れているから信頼していないというわけではありません。
まずは、愛猫が夜どこで寝ているのか、確かめてみましょう。