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【10/12オープン】”非日常”へと誘ってくれる日本茶と和菓子のセット【茶房 点】

ながさーち

ナレーター・声優の宮﨑です。

皆さんは、普段から”お茶”を楽しんでいますか?

私は、小さい頃から大好きなんです。特に緑茶系。なので、「お茶」とつくお店には、ついつい足を運んでしまいます。

10月にオープンして以降、私がずっと気になっていた「茶房 点」に伺いました。

目次 茶房 点抹茶と和菓子のセット 1,650円メニュー店内これって、もしかして・・・?おもてなし朝の店内店主 佐藤さんに話を聞いてみた”非日常”へと誘ってくれるお店

茶房 点

場所は、八幡町のこちらのビル。近くには、阿弥陀橋があります。

お店は二階にあるので、暖簾(のれん)をくぐって階段を上ります。※雨の日は暖簾をしまっているそうです。看板を目印にしてください。

扉を開けると、驚きの空間が広がっていました。シンプルな色合いで、落ち着いた和モダンな雰囲気がとても素敵。

悩みに悩んだ末、一番気になったセットを選びました。

抹茶と和菓子のセット 1,650円

薄茶と季節の和菓子、2種類の羊羹、漬物のセットです。薄茶は「東彼杵・八女」から選ぶことができます。

注文後は、お茶用の器を選びます。器が飾ってある場所が2か所あるので、そこから選んで良いとのこと。

「え、どうしよう」

ふと、器に描かれた猿が気になりました。

なんか、こっち見てる・・?ということで、こちらの可愛い器に決めました。選んだら、お店の方に渡します。

店主の佐藤さんは、茶道歴20年。丁寧に点ててくださいます。

一口含むと、抹茶の旨味・甘味を感じつつ、スッとした飲みやすさを覚える一品。薄茶での提供というのもポイントですね。

お茶と和菓子をどちらも満喫できるようになっています。

ちなみに、この器の中にもお猿さんが・・・!

見ざる。

聞かざる。
※陶器は、扱いに注意しながら撮影しています。

あ!これ、見ざる言わざる聞かざるだ!!と、思わずパシャリ。

左にあるのは、季節の和菓子。その季節ごとに変わるそうです。取材の時には”栗しぼり”でした。栗の甘味をダイレクトに感じる一品。また、表面を焦がしたことで、焼き栗の香りを堪能できました。

冬季(12月~)は、紫芋がメインとのこと。その時々による限定メニューも楽しめるのは嬉しいですね。

羊羹は、東島製菓さんのものです。上品なあんこの甘味が、季節の和菓子とはまた違った味わいとなっています。

漬物には塩昆布がかかっていましたが、これが良いアクセントになっています。他の和菓子をいただく前に漬物でリセットすると、より楽しめますね。

あぁ、名残惜しい。

最後の一口分が残った竹の皿を見て、そう思いました。

「これを食べきってしまうのがもったいない」「このまま浸っていたい」

そんな感情が湧いてきました。多分、時間が許されるのであれば、もう一品頼んでいたと思います。

メニュー

セット以外のメニューは画像の通りです。個人的には和紅茶が気になりますね。

和紅茶は、海外の紅茶と比べると香りが控えめで飲みやすいのが特徴です。近年注目されており、ペットボトル飲料としても販売されるようになりました。私は、茶葉を見かけたらつい買っちゃいます。

寒い時期に飲む「和紅茶のロイヤルミルクティー」は格別なんだろうな・・。今度はこれにしよう。

カフェインレスがあるのも、子育て中のママとしては、嬉しいポイント。

フードメニューも迷いますね。お友達とシェアしながら楽しむのも良さそう。単品注文も可能です。※季節の和菓子は12月から「冬季限定和菓子 – 紫芋のういろう -」になっています。

店内

テーブル席とカウンター席で楽しめます。お店の方が席を動かして、4人席にも対応。

私はカウンター席に座りましたが、食べるのに集中できておすすめです。

個人的にテンションが上がったのが、この鞄かけ。オシャレ。

テーブル・小物一つとっても絵になる空間です。

これって、もしかして・・・?

店内を見回している際、写真右側にある茶色いドアに気がつきました。思わず、店主の佐藤さんに質問。

「あれ、これってもしかして・・・茶室とかにある入り口とかですか?」
「そうです!茶室の躙り口(にじりぐち)をイメージしています」

ここにも内装へのこだわりをひしひしと感じますね。

ちなみに、このドアは関係者専用なので開けてはいけませんよ。

おもてなし

来店した際には、井出製茶さんの八女茶を提供してくれます。ちょこんとした器が可愛らしい。

セットが提供された際には、おしぼりを画像のようにお湯をかけて提供

一つの演出のようで、驚きました。

朝の店内

今回は10時頃に伺ったのですが、女性客で賑わっていました。”友人との歓談を楽しまれるグループ””一人で楽しまれている方”など、楽しみ方は様々。

通常ですと、朝は比較的空いていることが多いとのこと。

平日は、佐藤さんお一人で対応しています。提供も一つ一つ丁寧に出しますので、時間に余裕をもって行く方が良いでしょう。土日はスタッフの人数が少し増えるとのこと。

また、12月からは、スタッフによる「栄養学科生が作るあさひるごはん」を提供。日にちは限定的であり、予約も必要です。気になる方はインスタグラムをチェックしてみてください。

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店主 佐藤さんに話を聞いてみた

お客の波が引いた後、少しお話しする時間ができたので色々と聞いちゃいました。

店主の佐藤さんは、元々カフェ巡りが好きで「いつかお茶を使ったカフェをやりたい」と考えていたそう。そこから話が進み、店主となりました。勝山町にあるpuhaさんの姉妹店に当たります。

器に関しては、佐藤さんが「コレ!」と直感で選んだものが並んでいます。

良かった。私の選び方も間違ってなかった。ちなみに、お猿のイラストで二人で盛り上がりましたよ。ふふ、嬉しい。

佐藤さんとしては、「もっと気軽にお茶を楽しんで欲しいんです。特に、若い世代の方に」とのこと。

茶房 点では、”自分なりの楽しみ方”を見つけられそうです。

「お茶に興味あるけど、敷居は高くないかな?」「お友達と楽しみながらお茶を知りたい」

そんな方に、是非お勧めしたいお店です。

”非日常”へと誘ってくれるお店

「日常の喧騒から抜け出してきた」そんな気持ちになるお店です。

友達みんなで、季節限定の味を楽しむも良し。「いつものお茶」を求めて一人時間を楽しむも良し。様々なシーンで、お茶をふんだんに楽しんでいきたいですね。

薄茶だけでなく、煎茶・和紅茶・ラテ系も楽しめます。気になっていたお茶を試してみてもいいかもしれませんね。

途中で降ってきた雨も上がり、心が晴れたような気持ちでお店を後にした私なのでした。

茶房 点長崎県長崎市八幡町9-12 2階
TEL:095-895-7716
営業時間:10:00~19:00(ラストオーダー18:30)
定休日:不定休(インスタグラムをご確認ください)
駐車場:なし ※周辺に複数コインパーキング有
Instagram:@saboten.tea

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