はちゃ~、こんなものまで盗まれました~(泣)!ドロボー体験談
●自転車の盗難続出!【10月7日は「盗難防止の日」】
日本損害保険協会が自動車盗難や車上ねらい、家屋侵入盗難などに対する防犯意識を高めるため「10(トー)」「7(ナン)」の日を「盗難防止の日」と定めました。
盗難となると、自動車の盗難や車上狙いもそうですが、いちばん身近なのがママたちの足となる自転車の盗難。
警視庁の統計によると、2023年の東京都内の自転車盗難発生件数は、約2万7千件!発生場所で最も多かったのが集合住宅の敷地内での発生で24.9%、次いで、道路上19%となっています。また、60%が鍵をつけたままの状態で被害に遭っているそうです。
わずかな時間でも自転車から離れる時は鍵をしっかりかけないといけませんね。
自転車だけじゃない!?「こんなものまで盗まれた!」
口コミサイト『ウィメンズパーク』でも自転車を盗まれたママたちがたくさんいます。
「奈良県で盗まれ、兵庫県の西の端で見つかりました。警察の方が運んで来てくださったのですが、なんだか申し訳なかったです」
「近所の駅前で盗まれた自転車が、なんと40kmも離れた町で見つかりました。犯人は40kmも走ったの!?遠いので引き取りに行くのが大変でしたが、ほぼ無傷で返ってきました」
犯人の体力、ハンパなし!
中にはこんなものまで盗まれたケースも…。
「車上荒らしで、弁当が入っていたリュックだけを盗まれました。唯一の救いはお弁当は食べた後だったこと(笑)。その後、警察から『お弁当箱を預かってます』と。弁当箱1つでわざわざ連絡をくれる警察、ありがたいなぁ」
「車のタイヤ4本盗まれました。いざ乗ろうと駐車場に行ったらタイヤがなくてビックリ!」
「子どもをサッカースクールに連れていく際、荷物が多く持ちきれなかったこともあり自転車かごにランドセルを置いて離れました。そして、盗まれました…。中には、教科書やノートなども一式。現在はリュックで登校し、教科書は学校の予備をお借りしています。自分の子に、盗んだランドセルを使わせるの…!?」
「庭先のお花がその種類だけゴッソリ掘り返されて盗まれました。盗んだ花を自宅で愛でる気持ちが理解できません!」
「やっと咲いた花が盗まれました。10株位あったのに全部です。盗んだ花を咲かせて、罪悪感ないんですかね。毎年咲いて思い出さないのかな」
「息子の誕生日のお祝い用に注文しておいたお寿司を自転車で受け取りに行き、その帰りに10分ほど自転車を離れたらお寿司がなくなってました…。楽しみにしていた誕生日がだいなし」
意外と『犯人はカラスでは?』との意見多し。
ほかにも、電車でうたた寝している間に足元に置いた鞄、網棚に乗せた鞄、自転車にくくりつけておいた子ども用ヘルメット、ベビーカーのカゴに入れておいた抱っこひもなどなど。
カラスの仕業ならまだ許せますが、盗まれて腹が立つというより、切ないような情けない気分になります。
「盗んできたものを飾って眺めて、幸せなのかな?盗んだものを使ったり、わが子に使わせて満足なのかな?前の持ち主を悲しませて得た物で、その人が幸せになれるような気は、全然しないです」
ごもっとも!同感です!
ただ一方で、
「母はこう言っていました。『人のものを盗まないといけないほど困っている人にならあげる』と。もしかすると、盗んだもので明日への命をつないだ幼い兄弟や母がいたりして。そして、盗まれた時は“身代わり”と考えなさい、と。本来、私が受けるはずだった災難を、物が身代わりになって受け、私の前から姿を消したのだろうと」
お母さま、実にいいことを言ってくださってます。
盗まれると腹が立ちます。とても不快な気分になります。でも、どこかで気持ちを切り替えないとやってられませんよね。
これからは“身代わり”と考えると同時に、盗まれないように気を付けるようにしないといけませんね。
(文・井上裕紀子)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。