ハンディ掃除機の選び方とおすすめ25選!使いやすさや性能を紹介
ホコリや食べこぼしを今すぐ掃除したい。そんなときに活躍するのが、ハンディ掃除機。軽量かつ、手軽。立ち上がりが早いため、面倒な掃除を後回しにしなくなる。部屋を小綺麗に保つための必須アイテムだ。
しかし、いざ購入しようと思っても、大手電機メーカーから海外メーカーまで、選択肢が豊富。何に使うかによっても、選び方が変わってくる。今回は、おすすめのハンディ掃除機と選び方を紹介。購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてほしい。
ハンディ掃除機の魅力
ハンディ掃除機は、とにかく手軽さが魅力。使いたいときにささっと使用できる。ゴミやホコリを吸い込む点では掃除機と同じだが、使い方には若干の違いがある。
掃除機は、部屋全体の床掃除が得意。一方、コンパクトなハンディ掃除機は、棚やソファの隙間、車内の清掃に活躍する。小回りが効くため、掃除機では困難な箇所の掃除に向いている。部屋を綺麗にキープしたいなら、掃除機とハンディ掃除機の2台持ちがおすすめだ。
ハンディ掃除機の選び方
ハンディ掃除機は製品によって、特長が異なる。液体を吸えるモノやゴミを吹き飛ばして掃除するモノなど、さまざまなシチュエーションに対応しているタイプも。吸引力を重視するか、軽量タイプが良いのかによっても、選ぶアイテムは違うだろう。
以下では、ハンディ掃除機を選ぶ際のチェックポイントを紹介する。
■ゴミの捨てやすさと集じん容量
ハンディ掃除機の集じん方式は、大きく3つ。サイクロン式は、吸い込んだゴミと空気を分離する。ゴミだけが本体内部のダストボックスに溜まっていくため、紙パックの用意は不要。溜まったゴミを定期的に捨て、内部の清掃やメンテナンスを行う形だ。吸引力の低下を招きづらいのが大きなメリット。
紙パック式は、溜まったゴミを紙パックごと捨てられるのが魅力。捨てる際にゴミが散らばりにくいのもメリットだが、吸引力の点では劣りがち。紙パックのランニングコストがかかる点も考慮しておきたい。
ほかには、吸い取ったゴミや空気を分離せずに溜めていく紙パックレス式がある。紙パックはいらないが、定期的なお手入れが必要。ボタンひとつでゴミを捨てられる、シンプルな構造のモノが多い。
集じん容量が多いモノは、頻繁なゴミ捨てをしなくて済む。ただし、本体の大きさも大きくなりがち。最終的には、何を重視するのかで選びたい。
■扱いやすさ
コードレス式のハンディ掃除機は、コードを気にしなくて済むのが嬉しい。持ち運びしやすいため、車内の清掃や高いところの掃除にも重宝する。スタンドに立てて充電できるタイプは、スタイリッシュに収められて便利。ただし、連続稼働時間は要チェックだ。
電源コード式は、充電切れを気にせずに使用できるのがメリット。時間をかけて丁寧に掃除をしたい人には、コードがあるほうが向いている。
扱いやすさの観点でいうと、重量は軽いほうが良い。しかし上述の通り、性能とのバランスを見て考えたいところ。掃除の際の持ちやすさも確認しておこう。
■アタッチメント
アタッチメントが充実していると、マルチに使いやすい。隙間用ノズルやブラシなどがあれば、さらに掃除が捗るだろう。大きなヘッドや延長管が付属しているタイプは、床掃除にも重宝する。使用目的に合ったアタッチメントが付属している製品を選ぶのがおすすめ。
■吸引力
吸引力は、高いに越したことがない。どんなに機能が充実していても、ハンディ掃除機としての性能が低ければ本末転倒。掃除の際のストレスにも繋がるため、しっかり確認しておこう。
■静音性
静音性に優れているモノは、近隣を気にせずに使いやすい。夜間の使用が多い人は要チェックだ。ペットと暮らしている人は、聴覚が敏感なペットへの配慮を忘れずに。60dB以下を目安に、できるだけ静かなタイプを選びたい。
■便利機能
ハンディ掃除機のなかには、ゴミを吸い込む以上の便利機能があるモノも。強風でゴミを吹き飛ばすブロワー機能は、サッシや壁際の掃除に重宝する。ウェット対応の掃除機は、液体を吸引できる。子供が飲み物をこぼした際などに、あると便利だ。
【ハンディ掃除機のおすすめ25選】
ここからは、おすすめのハンディ掃除機を25種類紹介する。人気モデルやお洒落なアイテムも含めて、幅広い価格帯のモノをセレクトした。使用シーンを想定しながら、チェックしてみて。
Mitea Lab MyStick Neo ハンディクリーナー
わずか380gの超軽量なハンディ掃除機。スティック型のスリムな形状で、インテリアの邪魔にならないシンプルなデザインが採用されている。改良により、高い吸引力を実現しており、食べカスやホコリなどの小掃除に活躍する。
動作音にこだわり、不快な高音域を低減した設計。掃除の際のちょっとしたストレスを避ける配慮が嬉しい。Type Cケーブルで充電できるのも使いやすいポイント。
Shark EVOPOWER EX WV416J
アメリカで絶大なシェアを誇るフロアケアブランド「シャーク」。消費者に寄り添った多様な製品が、世界各国で支持されている。家電量販店でもお馴染みのシャークの充電式ハンディクリーナー「EVOPOWER」シリーズだが、なかでも本製品は、吸引力を高めたプレミアムモデル。
大きなゴミも素早く吸い取る強力な吸引力と、さっと使えるスマートさが特長。出しっぱなしでもOKな、コンパクトかつ、スタイリッシュなデザインだ。ボタン1つで、手を汚さずにゴミを捨てられるのも嬉しい。
Shark EVOPOWER W25
シャークから販売されている、スタンダードモデルのハンディ掃除機。価格と機能性のバランスが良い万能タイプ。パワフルな吸引力やスリムな設計、ドック式の充電方式など、使い勝手に優れている。
車内の掃除や家具の隙間に使える「隙間用ノズル」、小型ブラシでペットの毛を絡め取る「マルチノズル」、ファブリックの掃除に役立つ「布団用ノズル」など、アタッチメントが充実。あらゆる生活シーンに寄り添うハンディ掃除機だ。
アイリスオーヤマ 充電式ハンディクリーナー HCD-21
ホワイトカラーのシンプルなハンディ掃除機。置くだけで充電できるスタンドには、本体やアタッチメントをすべてコンパクトに収納できる。出しっぱなしでもスッキリ収められるのが魅力だ。
高性能モーターが採用されており、500円玉を吸い込めるほどハイパワー。そのうえ500mlペットボトルよりも軽量で、扱いやすさも申し分なし。ダストカップはワンタッチで取り外しでき、簡単にゴミ捨てできる。水洗いOKなので、清潔に保ちやすい。
Anker Eufy HomeVac H11
モバイル関連ブランド「アンカー」から販売されているハンディ掃除機。USB充電器やモバイルバッテリーで充電可能。スリムなデザインで、キャップをつければ自立する。お気に入りガジェットのひとつとして、卓上に置いておいても違和感ない。
持ち手には、滑りにくさとデザイン性にこだわったストライプ加工が施されている。いつでもささっと掃除を始められる手軽さが魅力。付属のコンビネーションノズルを使えば、奥のホコリや隙間の掃除がしやすくなる。
BLACK+DECKER 乾湿両用 リチウムダストバスター WDC215
アメリカ発のブラックアンドデッカーは、電動工具メーカーとして有名だが、掃除用品も人気が高い。本製品は、乾湿両用のハンディ掃除機。ラバーパッドを取り付ければ、こぼした飲み物も簡単に吸い込める。子供やペットのいる家庭におすすめ。
先細ノズルやブラシノズルが付属しているので、家中の掃除に使用できる。ダストケースとフィルターは水洗い可能で、衛生的。
BLACK+DECKER リチウムダストバスター NVC115JLW
ブラックデッカーのハンディ掃除機の軽量モデル。約530gと軽量ながら、約325mlのゴミを集じんできる。ゴミ捨ては、ワンタッチでダストケースを取り外し、溜まったゴミを捨てるだけ。手間がかからないため、掃除のハードルが下がるだろう。
ワンボタンで操作できるのもポイント。気づいたときに、さっとホコリを吸い込める。機能がシンプルな分、価格もリーズナブル。
ハイアール USB充電式ハンディクリーナー JC-BHC4A
白物家電で有名な「ハイアール」のハンディ掃除機。約530gと軽量ながら、小さなゴミも逃さないパワーを持っている。最長37分という、長い稼働時間を実現しているのもポイントだ。スティック状なので、車の中の掃除にも重宝する。
Type Cケーブルで充電できるのも特長。収納スタンドには、本体とノズルをまとめて収納できる。ハイアールらしいブラックデザインも魅力だ。
AQUA コードレスハンディクリーナー HANDY DUO! AQC-HD1P
ハイアールグループの日本発ブランド「アクア」。細やかな視点と、高い技術を生かしたアイディア製品が好評だ。
コードレスハンディクリーナーは、「吸う」「飛ばす」ことにより、多様なシーンで活躍してくれる。ブロワーノズルはサッシの掃除に便利。ホースを取り付けると、浮き輪やプールの空気入れに早替わり。ミニ回転ノズルは、フローリングのホコリやペットの毛を掃除するのに向いている。3wayノズルは、テレビやエアコンの清掃に重宝する。多数の付属品をスッキリ収納できるケース付き。
ケルヒャージャパン ハンディクリーナー CVH 3 Plus
ドイツで誕生した世界有数の清掃機器メーカー「ケルヒャー」。確かな品質が多くのプロに認められ、家庭用からプロ向けまで、手がける製品は幅広い。
ケルヒャーの最新ハンディクリーナーは、約2kgのペットボトルや本を持ち上げられるほどの高い吸引力がポイント。隅のホコリや小さなゴミも取り逃がさない。約520gの軽量ボディで、負担感なく使えるのも嬉しい。
TWINBIRD ACハンディーサイクロンクリーナー HC-E243SBK
ものづくりのまち、新潟県燕三条の家電メーカー「ツインバード」のハンディ掃除機。約5mのコードがついたAC電源タイプ。かつ、サイクロン式で、パワフルな吸引力が魅力だ。延長パイプや隙間ノズルが付属しており、1台で家中の掃除ができる。コンパクトサイズでありながら、メイン掃除機としてもおすすめ。
立てて収納できるため、部屋の隅に置いておきやすい。モノトーンの落ち着いたデザインも魅力。
TWINBIRD コードレスウェット&ドライクリーナー
「ツインバード」から販売されているウェット&ドライ方式のハンディ掃除機。ホコリやゴミだけでなく、液体も吸い取れるため、より広いシーンで活用できる。窓ガラスの結露の除去にもおすすめだ。ダストケースを外さずに、水抜きできるのも高ポイント。
砂や土も無理なく吸い取れるので、ガーデニングのお供にもぴったり。「すき間ノズル&すき間ブラシ」を装着すれば、細かな部分の掃除にも活躍する。
MOOSOO ハンディクリーナー K12
3つの充電形式を選べるハンディ掃除機。充電スタンドや本体直挿しのほか、付属のカーチャージャーを使えば車内で簡単に充電できる。車内の掃除はもちろん、アウトドアシーンにもぴったり。テント内の砂を吸い込むのにも活躍する。
モードは、標準とパワフルから選択可能。吸引力の高さも人気の理由。ブラックとホワイトの2種類が展開されている。
recolte コードレス ウェット&ドライクリーナー RSC-2
デザイン性が高いキッチン家電を多く展開する「レコルト」のハンディ掃除機。オブジェのような洗練された佇まいは、インテリアにすんなり馴染む。出しっぱなしで置いておけるアイテムで、使っていても心地良い。
乾湿両用で液体も吸えるため、キッチンやダイニングでも大活躍。4種類のアタッチメントが付属しており、玄関の泥汚れからファブリックのお手入れまで、幅広いシーンで使いやすい。
ニトリ 充電式コードレスハンディークリーナーブラン NTR360
「お、ねだん以上。」のキャッチコピーで知られる「ニトリ」のハンディ掃除機。お手頃価格で販売されており、気軽に手に取りやすい。コードレスタイプで、紙パックは不要。使い勝手に優れたアイテムだ。
ソファの隙間や狭い部分を掃除しやすいノズル付き。ダストカップを外して、簡単にゴミを捨てられるので、時短掃除に役に立つ。一人暮らしにもおすすめ。
イオン ホームコーディ コードレスハンディクリーナー HC-PS101-WH
イオンのプライベートブランド「ホームコーディ」。シンプルで機能的な生活用品を多数展開しているが、ハンディ掃除機もそのひとつ。持ちやすいスティック型のデザインで、座ったまま、気になる箇所を掃除できる。
カップ型のスタンドに立てて収納できるのも魅力。場所を取らないため、キッチンや棚の中などにスッキリ置いておける。ブラシノズルや隙間ノズル付き。
パナソニック 掃除機 MC-SBU1F
スティック掃除機としても使えるハンディクリーナー。延長管とノズルを装着できる2way仕様なので、1台で家中の掃除が可能。掃除機の使い分けが面倒な人は、ぜひ検討したい。
ハンディのみの重さは530g。スティックタイプにしても750gと、世界最軽量レベルの驚きの軽さを実現している。フックにストラップを引っ掛けて収納できるため、壁にかけておけば、すぐに使えて便利。最大約30分の、長い運転時間も魅力。
bianca+ ハンディクリーナー
高品質で低価格を大事にしている「ビアンカプラス」のハンディ掃除機。500円玉や水も吸い上げるほどの強力な吸引力が特長。ステンレス製の洗えるフィルターが採用されており、吸引力の低下を招かないのもポイントだ。
ノズルやホース、ブラシが付属しており、ラグマットやサッシなど、掃除しにくい部分のお手入れもスムーズ。乾湿両用で、少量の水分であれば吸い取り可能。排水溝のちょっとした掃除にも重宝する。
キーアーツ コードレスハンディクリーナー HV-22
見せる前提でつくられた、スタイリッシュなハンディ掃除機。ブラックとクールグレーの2色が展開されており、どちらも高級感のあるマットな質感。掃除機らしくない美しい佇まいで、掃除へのモチベーションも高まるだろう。
ブラシノズルや延長パイプ、隙間ノズルが付いているため、マルチに使えるのも嬉しい。照明器具やエアコンなど、高いところの掃除もラクに進められる。しっかり握れる持ち手があるのも魅力のひとつだ。
comfystore ハンディクリーナー
強力なエンジンモーターが搭載されている、コードレスのハンディ掃除機。車のドアポケットやドリンクホルダーに収納できるほどコンパクトでありながら、隙間のゴミもスッキリ吸い出せる。
USB充電に対応しているため、車内で手軽に充電可能。リーズナブルなので、車用として持っておくのもおすすめだ。アタッチメントも充実している。
ハンドクリーナー ミニ掃除機
持ちやすいハンドルが付いたハンディ掃除機。ブロワーと掃除機の2in1タイプで、細かな部分の掃除に重宝する。サッシに溜まった泥を簡単に掃除できるほどパワフル。厚さ約1cmの隙間ノズルは、細い溝の掃除をラクにしてくれる。
バッテリーの持ちは約30分程度。丁寧な掃除にも十分な時間だろう。安い価格で販売されているので、備えておいて損はない。
THANKO ハンディモップ掃除機 ちゃちゃっとスイーパー CLTASMSWH
ハンディ掃除機とモップクリーナー、2つの機能を備えたコンパクトクリーナー。吸い取りと拭き取りが同時に叶うので、特にキッチンでの使用におすすめ。油はねや粉の飛び散りなどのシーンで、掃除をサポートしてくれる。
コードレスなので、机拭きや窓掃除にもぴったり。USBで充電可能。コンパクトサイズで、場所を取らないのも嬉しいポイントだ。
プラスマイナスゼロ ハンディクリーナー H1
手軽でコンパクトなことにこだわってつくられたハンディ掃除機。直置きでも成り立つ無駄のないつくりで、邪魔にならないためのユニークな設計が採用されている。約600gと軽量なので、ストラップで吊るしても収納できる。
ラバー素材のグリップは、さっと握っても滑りにくい。リチウムイオンバッテリーが搭載されており、コードレスで約20分使用可能。清潔感のあるホワイトと、お洒落なブラウングレーの2色が展開されている。
シロカ 2wayコードレススティッククリーナー
「ていねいに、うつくしく、こだわって」をキャッチコピーに掲げるシロカのクリーナー。スティックとハンディの2wayタイプで、掃除する場所にとらわず、自由に使用できる。1台で家中を隅々掃除できる優れモノだ。
パワフルな吸引力と軽量を両立した、使い勝手の良い1台。吸引力は標準と強から選択でき、手元で簡単に切り替えられる。
ダイソン Dyson Micro Focus Clean HH17
「ダイソン史上最軽量」と謳われているハンディクリーナー。本体重量は1.37kg。人間工学に基づき、負担がかからないように設計されている。毎分最大105000回転する「ハイパーディミアム」モーターが搭載されており、超パワフルな吸引力はダイソンならでは。革新的なサイクロンにより、吸引力が維持されるのもポイントだ。
布団にしがみついたダニやホコリを吸い取るための「毛絡み防止スクリューツール」をはじめ、全3種のツールが付属。手が届かない場所の掃除も簡単だ。
ハンディ掃除機で毎日の掃除をもっと手軽に
部屋を快適に保つには、小掃除の継続が何より大事。手軽に使用できるハンディ掃除機は、掃除のハードルをグッと下げてくれる。大掃除が必要になる前に手を打てるので、掃除が面倒な人にこそ、おすすめともいえる。
お気に入りのアイテムを見つけて、ぜひ毎日の習慣に取り入れてみてほしい。