Yahoo! JAPAN

犬を飼う前に知っておいた方がいい『4つのこと』愛犬を迎えてから困らないためにすべき事前準備とは

わんちゃんホンポ

犬を飼う前に知っておいた方がいいこと

犬を飼うことが決まると、フードやベッド、首輪などアイテムのことを考えがちです。もちろんそれらの準備も非常に大切なのですが、モノ以外に事前に知っておくべきことが存在します。

今回は、犬を飼う前に知っておいた方がいいことを解説しますので、これからお迎えしようとしている場合はぜひ参考にしてくださいね。

1.「飼いたい犬」と「飼える犬」は違うということ

トイプードルやシーズーなど、毛が延々と伸びる犬種である場合、定期的なトリミング(毛を適切な長さにカットすること)が欠かせません。

近所にトリミングサロンがない、車を持っていないから連れて行けない、トリミング代が高くて払えないなどの都合があると、犬が安全に健康に快適に暮らすことができません。

ポメラニアンやゴールデンレトリバーなど、毛玉ができやすい犬種である場合、毎日のブラッシングが欠かせません。

毛玉ができると痛い思いをさせます。ブラッシングでは解せないかもしれません。根本からハサミで切って取り除かなければならないかもしれません。

毎日のブラッシングは面倒だ、お手入れに時間を取られたくない、ついサボってしまいそうなどの都合があると、皮膚病の原因になります。

あなたが「飼いたい犬」は、あなたが「飼える犬」であるかどうか、犬種のことをよく学び、じっくり考えるようにしましょう。

あなたが飼いたい犬と実際に暮らしている飼い主に話を聞くのがおすすめです。

2.家族全員のアレルギー検査の必要性

「子供が犬アレルギーで…」と、犬を手放す人がいます。絶対にあってはならないことです。

犬を迎える前に家族全員でアレルギー検査を受けることは、犬を迎えてから困らないためにすべき事前準備のひとつです。

犬を飼った後に家族が増えるかもしれない場合、その家族が犬アレルギーである可能性があります。その場合はどうするのか、ということも犬を迎える前に家族で話し合っておきましょう。

犬アレルギーがあっても犬と暮らすことはできます。私は犬と猫と暮らしていますが、どちらにもアレルギーがあります。軽度なので工夫しながら上手に暮らしています。

3.犬にかかる費用の目安

犬を迎えてから困らないためにすべき事前準備として、犬にどれくらいの費用がかかるのか、目安を知ることは大切なことです。

(初期費用)

✔畜犬登録費用:3500円程度(地域によって変動)
✔狂犬病予防注射:3500円
✔混合ワクチン接種:3000円~10000円程度(種類によって変動)
✔生活用具費用:3万円~5万円程度(ケージ、ペットシーツ、お散歩グッズなど)

犬の購入費に加えて、40000円~67000円程度の費用がかかる場合があります。

畜犬登録と狂犬病予防注射は法律で定められているため必須です。混合ワクチン接種は飼い主の任意ですが、愛犬を感染症から守るために欠かせないものです。

(年間費用)

✔狂犬病予防注射
✔混合ワクチン接種
✔フィラリア症予防
✔ノミ、マダニの寄生予防
✔健康診断
✔食費
✔消耗品(ペットシーツなど)
✔トリミング

小型犬にかかる年間費用の目安は30万円程度です。大型犬にかかる年間費用の目安は50万円程度です。(若く健康な犬の場合)

4.トイレトレーニングの大切さ

『決められた場所で排泄することができる』ということは、とても大切なことです。

外でなければ排泄することができない場合、どうでしょう。暑くても寒くても、雨が降っていても、朝早くても夜中でも、排泄のためにお散歩に連れて行くことができますか?

元気いっぱいの子犬は、十数年経つと老犬になります。歩くことにも介助が必要になります。雨が降る中、老犬を歩かせるのは、本当に申し訳なく可哀想に思うでしょう。

外でなければ排泄することができない犬にとって、お留守番中ずっと排泄を我慢しなければならないことは、ストレスであり苦痛です。お漏らしも増えるでしょう。

犬をお家に迎えたその瞬間からトレーニングを始めるべきです。そう簡単に上手くはいきません。失敗も必ずあります。根気強くトレーニングを続けられる覚悟が必要でしょう。

まとめ

犬を飼う前に知っておいた方がいいことを4つ解説しました。

✔「飼いたい犬」と「飼える犬」は違うということ
✔家族全員のアレルギーの有無を検査しておくこと
✔犬にかかる費用の目安
✔トイレトレーニングの大切さ

犬との暮らしに憧れを持ったり、理想を抱いたりすることがあるかと思います。

私は30年ほど犬と暮らしていますが、理想と現実は大きく違います。現在は12歳のシニア犬2匹と暮らしていますが、若い頃と比べ、食費や医療費は倍以上です。心配事は何十倍も何百倍も増します。

大きな怪我や病気をし、手足が不自由になるかもしれません。寝たきりになるかもしれません。投薬や通院が欠かせなくなるかもしれません。

何が起きても、最期のときまで一緒に暮らすことができるでしょうか。並大抵の覚悟では犬の飼い主に相応しくないかも…ということを、犬を飼う前に知っておいた方がいいでしょう。

あれこれ言いましたが、犬との暮らしは本当に楽しいです。毎日が幸せです。犬との暮らしを苦しく思う瞬間もありますが、犬の生涯は長くても20年、あっという間に過ぎます。

あなたにも人生のパートナーとなる犬との出会いがあることを願っています♡

【関連記事】

おすすめの記事

新着記事

  1. 【セブン限定】詳細不明の丸美屋食品「カップDeliシャス パンプディングの素」がおいしい! 余らせがちな食パンを有効活用

    ロケットニュース24
  2. 『イエローストーン』最終章始動!ケヴィン・コスナーが復帰について語る

    海外ドラマNAVI
  3. 【熊本市中央区】おそらく熊本で一番満腹になれる晩酌セット!「お好み焼き 都一」の晩酌セットが尋常じゃない

    肥後ジャーナル
  4. 【新緑】京都哲学の道にある熊野古道の起点!京都三熊野に数えられる神社「熊野若王子神社」

    キョウトピ
  5. the telephones、7⽉22⽇のディスコの⽇に夜の本気ダンスを迎え2マンライブを開催

    SPICE
  6. 裏庭の遊具で遊んでいた5歳女児、ロープが首に絡まり死亡(米)

    Techinsight
  7. 考案者、天才じゃん……。本当は秘密にしたい「大葉」の超簡単レシピ

    4MEEE
  8. <子どもを甘やかすな!>「引きこもりニートじゃないか!」親戚にも迷惑がかかる可能性が?【まんが】

    ママスタセレクト
  9. 乳がん患者だけど腕を伸ばして温泉に入りたい!両側乳がんになりました243

    SODANE
  10. 猫が飼い主さんの『膝に乗る』ときの4つのキモチ よく乗られる人は座り心地がいい?

    ねこちゃんホンポ