「認知症、正しく理解を」 横浜市緑区内の緑図書館で関連本展示 10月22日まで
認知症についての正しい理解を深めてもらおうと、緑図書館の中廊下で10月22日(火)まで、認知症に関連する図書の特別展示が行われている。主催は区高齢・障害支援課、緑図書館。
同展では多くの関連図書を紹介しているほか、区内に4カ所あり、認知症の当事者や家族らが気軽に集まって交流や情報交換をする「認知症カフェ」などについての情報を記載したパネルも掲示している。同課によると、これらのパネルは9月21日が「認知症の日」にあたることを背景に先月緑区役所内でも展示したもの。緑図書館には1日あたり、平日は1000人ほど、土日などは1500人ほどが来館していることから、同課の担当者は「より多くの人の目に触れるように」と、区役所での掲示終了後、緑図書館にも展示した。
同館の高倉徹館長は「元々認知症への関心が高い人が多いためか、展示を開始してからかなり多くの来館者が関連図書を借りている。少しでも地域の課題解決につながればうれしい」と話している。問い合わせは、緑図書館【電話】045・985・6331。