あなたにとってレッドウィングとは? 9人のRED WING愛好家が語る魅了されるワケ。|「Gallery1950」北修三
タフなメイドインUSAの象徴であり、普遍的なデザインを貫くRED WINGは、ファッション業界でも多くのファンを持っている特別な存在だ。ここでは9人のRED WING愛好家にクローズアップ。その愛用品や想いを聞いていこう。
RED WINGは40年来の相棒なんです。|Gallery1950 Curator 北修三
エンジニアブーツから入って、アイリッシュセッターに落ち着く。
「初めてRED WINGを買ったのは、18〜19歳の時だったので83年頃。パンクとファッションを融合させたアストアロボットでエンジニアブーツの#2268を買った。ラバーソールの印象が強かったけど、実はアメリカものもあって、4万円近くで購入した記憶がある。それが今回持ってきているブラックのやつだね」と愛用歴40年を超えるPT83表記前のエンジニアブーツを披露してくれた北さん。
続けて「すっかり気に入って、バックドロップ別注のベージュをゲット。その10年後くらいに、友人の藤原ヒロシくんの影響でアイリッシュセッターを履き始めた。さすがにエンジニアは履かなくなったけど、アイリッシュセッターは軽いから今でも活躍しているね。特に思い出深いのはエリック・クラプトンとのコラボかな。本人がわざわざ贈ってくれ、今でも大切にしているよ」
右が19歳の時に現行品として購入したエンジニア。通称縦羽タグで、その後に買ったバックドロップ別注のスウェードのエンジニアにはPT83のタグが付く。ともに40年選手だ。
大のRED WING好きとして知られるエリック・クラプトンが2001年に共作したモデル。1945、1987、2001という3種類がリリースされた。「本人が3モデルともプレゼントしてくれたんです。自分にとっては宝物」
どちらも90年代に購入したアイリッシュセッター。ともに復刻の犬タグが付いており、あえてプレーントゥをチョイスした。「ともに現役で使っています。これは友人の藤原ヒロシ氏に影響されて購入。ともに大人気でしたね」