尼崎市の大覚寺で「節分会」大覚寺身振り狂言の奉納や豆まきを実施 尼崎市
2月2日と3日の2日間、尼崎市の大覚寺で厄除開運「節分会」が開催されます。開門時間は8時から17時まで(3日は祈願、だるまなどの授与、御朱印のみ。豆まきや狂言はおこなわれません)。
毎年この時期に行われている同寺の伝統行事で、本堂での厄除け祈願や護摩堂での護摩祈願が執り行われます。
境内の授与所では白板昆布の着物を着た「厄除け昆布だるま」や葦の茎で作られた「芦刈の破魔矢」などの縁起物や限定の御朱印の授与があります。
2月2日の朝10時からは「大覚寺身振り狂言」の奉納と「芦刈からくり人形」の上演が、12時と16時には「豆まき」がそれぞれ執り行われます。
「大覚寺身振り狂言」とは、鰐口(わにぐち)と締太鼓(しめだいこ)の音を伴奏として、身振りだけで演じる台詞の
無い狂言のことで、長く途絶えていたものを1953年に復活し奉納するようになり、2007年には兵庫県から「ふるさと文化賞」を受賞しています。
お寺の方は「お昆布の着物を着た「厄除け昆布だるま」は、全国でも大覚寺にしかない珍しい縁起物です。「大覚寺身振り狂言」は、世代を超えて引き継がれている節分会の見どころで、「からくりみくじ」や「御朱印からくり」は、全国的にも珍しいからくりの操作を体験していただけますので、多くの方にご参拝いただき厄を落として福を持って帰っていただけますようにと願っております」とコメントしています。
<記者のひとこと>
珍しい授与品や狂言など盛りだくさんで1日中いても飽きることがなさそうです。筆者は「厄除昆布だるま」と「からくりみくじ」が気になったので、2日にぜひ訪れたいです。
開催期間
2025年2月2日(日)、3日(月)
※3日は祈願、だるまなどの授与、御朱印のみ。豆まきや狂言は行いません。
場所
大覚寺
(尼崎市寺町9番地)
開門時間
8:00~17:00
※10:00から「大覚寺身振り狂言」の奉納と「芦刈からくり人形」の上演
12:00と16:00に「豆まき」を実施予定