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産後は「我が子をみて本当におなかにこのサイズがいたの?という気持ちが」低身長ママの出産レポ!【たまひよ 出産体験談】 

たまひよONLINE

こんにちは。たまひよONLINE編集部です。
たまひよのアプリ「まいにちのたまひよ」のルームに寄せられたみんなの「出産レポート」から、雪国の新米ママさんの出産体験談をお届けします。

【出産レポート】
初産/2882g/46.0cm/女の子
予定日:2023/12/15(39w5d)
→出産:12/13(水)

<情報>
・低身長(150cm以下)以外のリスクは特になし
・妊娠前からの体重増加約11kg
・破水から陣痛、出産まで約3時間ちょっと(経産婦並のスピード出産)!

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※覚えている限り詳しく書いたのでかなり長いです。
出産までの時間が早いので、あまり参考にはならないかもしれませんが、こういうパターンもあるんだなという感じで読んでいただければと思います。
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〜2日前(12/11)〜
・それまで前駆陣痛やおしるしなど兆候なし(38wの健診で、胎児は降りてきているけれど子宮口は届かないと言われる。NSTでも張りなし)。
・夜中2〜3時頃:前駆陣痛と思われる下腹部痛&腰痛
→粘り気のあるおりものの塊?が出る。
・午前中に予約していた39wの健診で子宮口1cm。内診で少し刺激してもらう(内膜剥離)。

〜1日前(12/12)〜
・昨晩の前駆陣痛のような痛みはないものの、やんわり下腹部痛がある。
・夜、血液(おそらく内診出血)混じりのねばっとしたおりものが出る。

〜当日(12/13)〜
・前日12日に昼起きだったため眠れず。

・4時頃:布団でゴロゴロしていたら、仰向けになっていたタイミングでおなかからポン(コンっ?)という音。気になってお手洗いに行くも、ちょっと多いかな?くらいのおりもののみ。
・布団に戻って横になっていると、前駆陣痛のような痛みの波を感じる。ここで初めて陣痛タイマーを使ってみる。
→計り始めから既に、1分くらいの痛みが5分間隔を切っている(ほぼ2分間隔)ものの、耐えられるレベルの痛みしかないため計測方法に自信がない(軽微な痛みでタイマーを押しすぎ?と思う)。
・少しして再びお手洗いに行こうと起き上がったところ、尿もれとは違う漏れる感覚が。うっすら赤みかがった水状のおりものがナプキンに結構ついている。ここで、さっきのおなかの音は破水なのでは?と思う。
→破水で病院に行くにしても寝ている夫を起こさないといけないので、とりあえず陣痛タイマーを継続しながらお布団に戻って様子見。痛みはあるけれど耐えられる程度。ただし、何回かに1度は結構ギューッと下腹部にくる(重めの生理痛くらい)。胎動はある。痛みの合間にスマホで破水から陣痛出産までの時間を検索、初産でだいたい破水から24時間以内とあり、長い闘いを覚悟。
・そのまま布団で横になっていると痛みで自然と下半身に力が入る。(このときはまだ前駆陣痛だと思っていたため)本陣痛がきたら大丈夫かと心配になる。
・お手洗いに移動して、痛みの様子見を継続。おしるしと思われる鮮血が出る。

・5時頃:ずっとお手洗いにこもっていたからか、下半身が自然とガクガク震え出す。ストーブもつけていなかったので寒さのせいかと思い、ブランケットで暖をとる。

・5時半頃:これから病院に行っても長いだろうと思い、体力を維持するため痛みの合間に、すぐ食べられるもの(適当に納豆、肉まん、フィナンシェ)を食べる。痛みで忘れていたけれど夕食から8時間は経っていて空腹だった。

・6時頃:痛みでお手洗いから出られなくなる。痛みが引いたタイミングで着替える。とにかく寒い。寒いので布団をかぶりたいと思いつつ、ベッドまで行くも痛みでうずくまる。夫が気付いて起きたので、破水したかもと状況説明。
・まとめてあった入院バッグを持ち出せるように夫にお願いし、自分は再びお手洗いへ。ここでようやく産院に電話をする。

いつ頃破水したか、出血はあるかなど聞かれる。電話中、受け答えする余裕はある。
すぐ入院にはならないと思うけど、一応入院セットを準備してくるように言われる。あと時間的に朝ごはん出ないから軽食も持ってくるよう言われる。さっき食べて正解だったなと思う。
・電話内容を夫に共有して、車で病院へ向かう。

・6時半頃:病院に到着。夫は入院が決まるまで車待機でと言われたため、ひとりで中へ。助産師さんが出てきて案内される。
・まだスタートラインだよ〜、と言われながら、部屋(後に入院する部屋)に通される。入口から遠い奥の部屋だったのと、助産師さんがスタスタ行ってしまうので、痛みが来ているタイミングだと地味につらかった。
・部屋に入ってから少しの間、助産師さんが内診準備のためいなくなり立ったまま数分放置される。痛みの波がきてそのまま立って耐える。
・上着と下着を脱いでベッドに横になり助産師さん内診。痛みの波と合わさってつらい中、内診でぐにぐにされて悶える。なかなか所見が取れないと言われ、再度ぐにぐに。あれ?もう生まれそうだよ?と助産師さんからまさかの台詞を言われ、我ながら気の抜けたええ?という返事をしてしまった。どうやらこの時点で子宮口開大だったらしい。いきみたい感じなかった?と聞かれて思い返してみたけれど、よく分からなかった。
・そこから準備のため助産師さんが行ったり来たりバタバタしだす。入院着に着替えてと促される。靴下を脱ぐのが地味につらい。服は前開きワンピースで来てよかった。
・着替えたあと、夫に連絡した方がいいですかと聞く余裕があった。とりあえず飲み物と携帯だけ持って移動しようとの事でLDR室へ。
・LDR台は高さが割とあって乗るのが少し大変だった。相変わらず助産師さんひとりが準備バタバタ。その間、しばらくLDRの上で痛みの波に耐える。
・このときはもう結構痛くて、夫に連絡できそう?と言われて無理と返事をする。
・点滴の針を刺されるも、冷えと元々の血管の細さのせいか左手に刺さらず、右手に移動してグリグリされる。結構苦戦されて痛い。しばらくしてようやく針が刺さって点滴開始。

・7時頃:携帯で連絡先を出し、助産師さんから電話で夫を呼んでもらう。窓の外が明るい。
・痛みの波で徐々に呼吸がつらくなってくる。口からはいて鼻から吸って〜、呼吸中も目は閉じないで、という指示にそって頑張って呼吸。
・途中、もうちょっと腰の位置を下にこられる?と聞かれる。位置をずれるのもだいぶつらい。
・何度か痛みの波を逃しているうちに、次痛くなったらいきんでいいよと言われる。いきみ方が分からず初回スルー。
・足開いて横に押して、手元のレバーを引いて腰は下に下げて、というような助産師さんの指示に従う。必死。
・次の痛みからいきむもコツが掴めず難しい。無意識のうちに腰が引けていたらしく、腰はこっち(足元側)に押す感じ!と言われる。
・それから何度かいきむと膣口が開く感覚。さすがに痛みでううう、と声が出る。夫が来る前に出ちゃうんじゃないかと思っていきみきれない。
・呼吸していきんでしている間に、ようやっと夫が到着。よく見る青いのを着てた。左横に立って手を握ってもらう。立ち会いは無事できそうだと一安心。痛みの合間も、夫が手を握っていてくれてかなり心強かった。
・痛みの波で自然と、う〜と声が出る。気を付けていても呼吸が難しくなってくる。痛い時は上手く吸えず、う、う、う、う、と声が出る感じ。
・夫の到着くらいから、助産師さん2人目も参加。あまりの進行の速さにバタバタ、先生呼んで、など話してた気がする。
・助産師さん同士の会話から、どうやら先に陣痛来て分娩に入った人がいた模様。
・いきんでいる間は息を止めて膣口に集中。いきむ合間の、一旦休んで息吸って〜、ができない。息の吸い方を忘れてううう、となり息吸って〜と言われる。
・何度かいきんだところで、引っかかってる感?出口近くまできている感じがする。一旦いきむのやめて〜と言われる。今いきむと傷が深くなるよ〜とも言われた気がする。
・また少しいきんでから、助産師さんに今赤ちゃん苦しいところにいるから頑張って的なことを言われる。そこから呼吸に集中していたら、頭ちょっと見えてるよ〜と言われ、内心、え?早くない?と思う。体感ここまで10分くらい?

・先生が到着。足元の椅子に座って待機しているのが地味にシュールだなとか思った。
・そこから2回くらいいきんで、切開するよ〜と言われ助産師さんと先生が入れ替わる。その際、先生が持ったメスがしっかり見えた(もちろん切ってるところは見えないけれど、もっと見えないようにするものかと思っていた)。
・その次のいきみ中に切られたっぽいけど、痛みはよく分からなかった。
・切開されたあといきんだら、膣口が広がった感覚、そのあと、もういきまないよ〜と言われる。まだいきむつもりでいたので、逆にいきまないのがしんどくて、また声がううう、と出る。フーってしてフー、と助産師さんに注意される。
・いきまないように頑張って呼吸してたら、足の間でドゥムっという感じがする。
・出てきたよ〜と助産師さんの声のあと、まもなく産声も聞こえる。めっちゃくちゃ泣いていてひと安心、抱えられた我が子が見える。そのまま流れで胎盤も出される。
・助産師さんから、お父さんへその緒切りますか?と聞かれ、夫は戸惑っていたけど、切ってとお願いしてやってもらう。おなかの上らへんに抱えられて、クリップ?で止められたへその緒を何度かちょきちょきしているのを見る。
・へその緒を切られた我が子は体を拭かれつつ、処置のため連れていかれる。

・ちなみに、バースプランで胎盤を見たいと希望していたけれど、あまりのスピード産でバタバタしていたのか忘れられていた。残念。夫からも少し見えたくらいだったらしい。
・切開した以外にも裂けたらしいところを先生に縫ってもらう。何度か打たれた麻酔がちょっとチクッとするくらいで、あとはたまに引っ張られる感覚があるだけだった。結構長い時間縫っているようだったので、そんなに裂けたんだろうか?と心配になるもあんまり説明がない。溶ける糸なので抜糸は必要ないとは言われた。

・縫合後、足がガクガク震え出す。足が寒い。助産師さんに寒い事を伝えて温度を上げてもらう。助産師さん曰く、おなかの中にあったものがなくなって体温が下がるらしい。握ってくれてる夫の手が暖かい。少ししてようやく足にタオルをかけてもらう。
・頭の後ろ側で我が子が処置されているらしく、夫が呼ばれてしばらくLDRでひとり放心。
・体重測ったり身長測定したりしているっぽいので、夫に写真を撮っておいてもらう。我が子は体温が下がらないように、ヒーターで温められているらしい。泣き声が元気そう。

・しばらくして我が子が連れてこられ、見せてもらう。顔にほくろと、鼻の下が痣っぽいので、多分なんともないけど小児科の先生に見てもらっておきますねとのこと。

・出産後は夫と話す余裕あり。
・あっという間の出産で実感がわかず、本当に産んだよね?とか夫に聞く。夢を見ているような現実味のない感じだった。
・我が子をみて本当におなかにこのサイズがいたの?という気持ち。それでも比較的小さめらしい。大きかったら経膣分娩できていなかったかも。

・8時頃:ようやく我が子を抱っこさせてもらう。
・8時半頃:3人で写真を撮ってもらって、その少しあとからカンガルーケア。
・9時半頃:出産から2時間経過し、問題ないとの事だったので、我が子を預け、車椅子に乗って部屋へ移動。面会も終了。ベッドで横になって休む。

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怒涛の出産でしたが、おかげで体力の消耗も少なく、育児をスタートして7日目になりました。
妊娠中もつわりなどのトラブルがほぼなく、すんなり産まれてきてくれて、既に我が子は親孝行だな、と思っています。
まあ、退院してからは戸惑うことも多いし、まとめて眠れないのがつらかったり、母乳が出過ぎて我が子とタイミングが合わなかったりと大変ですが、引き続き頑張ります〜。

●この記事は個人の体験記です。
●記事の内容は2024年1月の情報で、現在と異なる場合があります。

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