ジュビロ磐田の川口尚紀が古巣対戦の静岡ダービー出場に意欲!準備は万全、清水サポーターにも「良いプレー見せたい」
3月1日のV・ファーレン長崎戦で負傷し、4月1日に全体練習に復帰したジュビロ磐田の川口尚紀選手は、古巣対戦となる4月9日の静岡ダービーで出場に意欲を燃やしています。
一問一答
-現在のコンディションは。
けがは全然、全く問題ないです。
-行けと言われれば行ける感じですか。
はい、その準備はしてます。
-ハッチンソン監督は当初、割と軽いかもと話していましたが。
最初の診断は(全治)2、3週だったんですけど、なかなか治りが遅くて、もう1回検査して、1週ちょっと伸びたって感じですね。
-静岡ダービーに出ると仮定して、どんなプレーを見せたいですか。
チームとしてのやり方がありますから、その中で自分の役割をまずしっかりしつつ、自分の存在っていうのをアピールしなきゃいけない場でもあります。自分の良さの攻撃のところでどんどん絡んでいくことだったりとか、対人のところだったりっていうのは意識してやりたいなと思います。
-川口選手の離脱後、右サイドバックは植村洋斗選手が務め、為田大貴選手も途中出場を増やしています。
競争はもちろん、どのポジションもある中で、今本当に洋斗だったり、タメくんがいいプレーをしているので、自分もそれに負けないようにしっかりプレーしなきゃいけないですし、こういう普段の練習から監督の求めることだったりっていうのを、しっかりと表現できるようにやりたいなと思います。そこら辺の理解度というのが、キャンプまでは自分は良かったと思っているので、その辺りができるというところをしっかりアピールできればいいなと思います。
-鹿児島キャンプの練習試合で対戦した時の清水の印象は。
乾(貴士)選手を中心に、攻撃のところでスイッチが入ったときはすごい鋭いものがありました。中盤にうまい選手がたくさんいるので、そこをフリーにして前を向かせてしまうと、勢いのある攻撃をされてしまう。そこはチームとして抑えなければいけない。守備もマンツーマン気味で前線から来ていたので、それを自分たちがビルドアップでどうかいくぐれるかというのと、ビビらず後ろからしっかりと、チームのやるべきサッカーをできるかっていうところが大事になるかなと思います。
-けがをした後に外からチームを見て感じたことなどは。
同じポジションの洋斗だったり、后(松原選手)を見ることが多いですけど、2人ともお互いに臨機応変にポジションを変えながら、チームの流れをうまく回していたと思いました。そういうポジションですし、それを2人がうまくやっていたので、自分も参考にしたいです。
自分ができることっていうのは、その2人とは違うかもしれないですけど、うまくその流れを途切れさせないように、自分が入ってもやれるようにというのは、いろいろイメージしながら見ていました。けがをしてしまった長崎戦もそうですけど、いい関係はつくれていたと思うので、それをまたできるようにやっていきたいなと思います。
-アルビレックス新潟の同期入団で、エスパルスの小塚和季選手との対戦も久しぶりですよね。
久しぶりですね。5、6年ぶりとかじゃないすかね。小学校の3年生ぐらいからお互い知っている中で、そこから一緒にプロに入って、同じように入ってという縁があるので、それをまた静岡ダービーで対戦できるというのはすごい幸せですし、楽しみたいなと思います。出られたら。
-エスパルスは古巣でもあります。
僕としてはすごい思い入れのあるチームで、すごいお世話になったクラブなので。サポーターの皆さんも、今でも応援してくれている方がいるので、そういった方たちに良いプレーを見せられたらいいなと思います。