「ステンレスシンク」の寿命が縮む“３つのNG行為”「無意識にやってた…」
調理や手洗いのたびに使うシンクは、こまめなお手入れはもちろん、使い方によっても長持ちします。しかし、誤った使用方法を続けると、シンクが劣化することも……。ここでは、シンクが傷みかねない「ステンレスシンクのNG行為」についてご紹介します。
NGその1．缶や包丁を置きっぱなしにする
ステンレスシンクはさびにくい材質ですが、絶対にさびないわけではありません。
濡れた包丁や調理に使った後の缶詰めをシンク内に置きっぱなしにすると、もらいサビの原因になります。
じつはわたしも、この失敗を経験。空になったフルーツの缶詰を「後で洗えばいいや」とシンクに放置した結果、輪っか状のサビ汚れができてしまいました。このサビ汚れはなかなか頑固で落とすのも大変です。
水に濡れた状態で金属類を放置すると、あっという間にサビや変色が起きてしまいますので、シンク内に放置しない習慣をつけましょう。
NGその2．かたいものや重たいものを落とす
ステンレスシンクを長く使い続けるためには、シンク内や周辺に衝撃を与えないことが大前提です。
そのため、かたい食器や重たい鍋を落とすのはもってのほか。シンク内にものを投げ入れるような行為はNGです。
衝撃によってコップや皿が割れれば、シンクにも傷がつきます。ひび割れやカケが生じる原因になりますので、シンクに衝撃を与える使い方は避けましょう。
NGその3．貝や砂をシンク内に残す
あさりなど貝類を食べた後、殻をシンク内に放置してはいけません。貝殻はかたいため、ステンレスシンクが傷つく原因になります。
同様に気をつけたいのが、泥つきの野菜。洗って泥を落とした後、シンクに砂が残ったまま放置するのはNGです。
貝殻と同じく、砂がこすれて傷がつく恐れがありますので、使用後はしっかりと流しましょう。
傷つけない使い方を意識しよう
頑丈に見えるステンレスシンクですが、NG行為が習慣になってしまうとサビや傷によって劣化が進みます。
大切に長く愛用するためにも、ステンレスシンクが傷つく行為をしていないか見直してみましょう。
三木ちな／お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア