<義両親はカスハラ?>おおらか?いや、無神経!義両親との買い物「めっちゃ疲れる!」【まんが】
私(アキコ)は、現在1才9か月の息子・ハルトを育てています。夫のシュンはハルトを溺愛してはいるものの、まだ「父親」である自覚に欠けるところがあります。しかしハルトが私を母親にしてくれたように、シュンも少しずつ父親になってくれればと長い目で見ていました。義両親にとってもハルトが初孫で、目に入れても痛くないほどの可愛がりよう。車で1時間半ほどの距離にある義実家から、定期的に会いに来てくれます。しかし回数を重ねるうちに、義両親の無神経で周囲への配慮に欠ける言動に、私は違和感を抱くようになっていったのです。
「今日はみんなでデパートに行きましょう! ハルトの新しい洋服買わないと!」
義母に誘われて、義両親と私たち夫婦、そしてハルトの5人でデパートへ繰り出すことになりました。
「あら! これなんかハルトにいいんじゃない?」
そう言いながら義両親たちは、あれもこれも洋服を手に取ると、ハルトに合わせてきます。
しかし、気に入らないと、キレイに畳んである洋服の上にぐちゃぐちゃのまま畳まず洋服を戻し、次々と新しい洋服を合わせていくのです。
ハルトはまだ、1人で上手に食べることができません。かろうじて、スプーンですくえるものなら食べられますが、麺はまだムリ。 私はお子様ランチをハルトにすすめましたが、本人は麺が食べたいようで……しかも義母にも「ハルトの食べたいものを」なんて言われてしまったので仕方なく、麺類を頼むことにしたのです。
義両親の無神経なところは、結婚当初はあまり気になりませんでした。 しかし会う回数が増えるたびに、違和感を覚えてしまうのです。 それだけ義両親の知らない一面が見られた、ということでしょうか。 距離感が近づいた分、「イヤだな」と思うところも増え、どう対応すべきか悩むこともしばしば。 そんななかでのレストランでの出来事でした。 私がハルトに麺を食べさせていたところ、義母に「甘やかしすぎだ」と注意されてしまいます。 自分で食べる練習は自宅ではしているのですが、さすがに外で同じように練習させるのはどうなんだろうと思ってしまう私なのでした。
非常識な義両親にイライラ「やっぱおかしい」嫁の反撃スタート!
「どうせ店員さんが汚したものをキレイにしてくれるし、落としたものは拾ってくれるの。気にせず、たくさん練習しないと!」という義母の言葉に「うん、うん」と強くうなずく義父とシュン……。
あまりに堂々と言い放つ義両親とシュンに、私は面食らってしまいました。
確かに店員さんは店内全体を管理して接客しています。汚れている場所があればキレイにするだろうし、困っているお客さんがいれば手助けをすることでしょう。外食とは料理の値段の中に「場所代」「接客代」などが加味されていることも事実です。けれど……。
仮に私が店員さんの立場だったとしたら「汚れた場所」を掃除することを仕事と理解していたとしても、「汚してもいい」という前提の考えで食べ散らかされるのは、あまり好ましくないと考えました。
店内を清潔に保つのも、店員さんの仕事だということは分かっています。 しかしだからといって、「当たり前に汚してもいい」という考えは私の中にありませんでした。 客という立場だとしても、自分たちにできる最低限の配慮はするべきだと思っています。 ハルトがぐちゃぐちゃに食べる姿を見て、食欲を失ってしまう他のお客さんもいるかもしれません。 そして将来、ハルトにも私と同じ考えを持った人間になってほしい。 そのためにはまず、親である私たちが手本となる行動をとるべきではないでしょうか? 義両親への違和感を抱き続けないためにも、勇気を出して自分の意見をぶつけてみたのでした。
自分さえ良ければいい?……ダメでしょ「公共の場では配慮を!」
もう我慢の限界でした。いままで感じてきた違和感を、彼らに思いっきりぶつけてやりました。
夫であるシュンにも私の教育方針をわかってほしくて、シュンの「言いすぎだよ~」なんて私を制止しようとする言葉も私は無視して、反論を続けます。
こんな両親に育てられたシュンです。私が食事できていないことにすら気づかないそんな夫……。
私は言いたいことを言えてスッキリしました。それからテキパキとハルトにご飯を食べさせながら、自分の食事をかき込みました。
前々から気になっていたことを今回ハッキリと言えて、とてもスッキリ! 義両親、とくに義母は不機嫌になってしまいましたが、私はハルトの親です。 これからハルトを育てていくにあたって、物事の善悪を教えていかなくてはなりません。 義母たちと同じような考えの人もいるのでしょうが、私はハルトに周囲に気を使える大人になって欲しい。 だから無神経な義両親とは適度な距離をとって付き合っていこうと思います。 そして、そんな義両親の元に育った夫の考え方も少しずつ変わっていくことを願って、夫の一番近くで注意し続けたいと思います。