【わくわく】上野・松坂屋の「お歳暮解体セール」が想像以上に大盛況! ただし……
今さら申し上げるまでもなく、ここ2年ほどで本当に物価が高くなった。円安の影響をモロに受けるオリーブオイルなんて本当に高い! というか「円安になったら景気が良くなる」って言ってた人たちどこ行った?
それはさておき、現在上野の松坂屋では『食品ギフト解体セール』が開催中だ。要するにお歳暮などの食品ギフトをバラ売りするイベントなのだが、メッチャ良さそうじゃない? これは行くっきゃない!
・THE 上野
江戸時代に呉服屋として開業した松坂屋が「デパートメントストア宣言」をして百貨店になったのは1904年のこと。以来、120年以上にわたり上野エリアの高級デパートであり続けている。
10年くらい前まではエレベーターガールがいたことは置いておいて、松坂屋によれば現在開催中の『食品ギフト解体セール』は、半年に1度の人気イベントとのこと。
今回の『食品ギフト解体セール』は2025年1月8日(水)~20日(月)まで、6階の催事場で開催されているようだ。
・ワクワク
さて、最近では「お歳暮」や「お中元」の習慣も薄れつつあるが、それでも松坂屋クラスの百貨店にとって贈答品は避けて通れない道なのだろう。
とはいえ、ご時世的にも全部が全部売れるわけではない。そんな箱もの食品ギフトをバラ売りするのが『食品ギフト解体セール』で、ちょっとしたお宝探し感が魅力だ。
というわけで、開店15分後くらいの松坂屋に足を運んだところ、催事場は大盛況! 平日の朝っぱらから大勢の人で賑わっていた。ちなみに平均年齢は軽く60歳オーバーだろうか?
・探索スタート
さっそく商品を物色していくと、まずは「缶詰」「ジャム」「昆布」「干ししいたけ」「かつおぶし」「乾麺」「茶葉」「海苔」等々、日持ちする商品が多くラインナップされていたことが印象的だ。
これらはお歳暮の大定番であり、特に「昆布」「干ししいたけ」「かつおぶし」あたりを購入しているお客さんは多かった。もしかしたらお客さんの年齢層とも関係しているのかもしれない。
また、そこまで多くはないものの「ハム」「カニ」「ほたて」「明太子」等々、高級贈答品の定番も販売されていた。どれをとっても「お歳暮の定番だな」という商品ばかりである。
一方で、いずれの商品も定価がわからないため「どれだけ安くなっているのかわからない」と感じたことも事実。中には「スーパーの安売りの方が安いんじゃないの?」と感じるものもあった。
・目利きが必要
つまり『食品ギフト解体セール』で掘り出し物を引き当てるには、ある程度の目利きが必要なのだろう。例えば普段から松坂屋などの高級店で買い物をしている人にとっては、割安な商品が一目瞭然なのかもしれない。
ただし「未解体の箱もの」については、定価が5000円するお歳暮用の「カルピス」が2700円になっているなど、値下げ幅が確認できた。あとはそれをお買い得と感じるかどうかは、あなた次第である。
総じて松坂屋の『食品ギフト解体セール』はとてもワクワクする一方で、私のような素人だと「割安な商品を見極めるのが難しい」と感じた次第だ。ただあの活気を見たら、割安な商品がめっちゃ多いんだとは思う。
というわけで、松坂屋の『食品ギフト解体セール』は1月20日(月)まで開催中だ。目利きに自信がある方にとっては、とてつもないお買い得セール……なのかもしれない。
参照元:松坂屋 、 Wikipedia
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.