【佐倉市】佐倉シニアアンサンブルかなで第1回定期演奏会 結成1周年を記念して
佐倉市を拠点に活動するシニアアンサンブル楽団が、結成後初となる定期演奏会を開催します。
団員の前向きさと指導者の熱意を、音楽に乗せて届けます。
目標を持って共に音楽を奏でる仲間
昨年3月に結成された「佐倉シニアアンサンブルかなで」は、佐倉市初のシニアアンサンブル楽団。
結成直前の2月、市の広報誌に「対象者は50歳以上で、楽器を持参できる方」と案内を出したところ、たちまち30人ほどが集まりました。
活動日は、月曜日の午前中(月3回。4月からは火曜日午後)。高齢者施設に行ってボランティア演奏をすることもあります。
団員の一人は「以前所属していた楽団が、コロナ禍でなくなった。それ以降、個人でも演奏していたが、合奏の良さが忘れられなかった。『かなで』が結成されてしばらくたってから入団したが、すっかり輪ができて、運営が機能していることに驚いた」と話してくれました。
団員一丸となって練習に取り組む
3月20日(水・祝)に、結成1周年記念となる第1回定期演奏会を開催します。
曲目は、クラシック・ポピュラー・映画音楽・日本の名曲など、幅広いジャンルから厳選。
指導に当たるのは、現在、県内6つのシニアアンサンブル楽団で指揮・指導を務める横林歩さん。
「自分の演奏方法が凝り固まってしまうと、それを変えるのはすごく大変です。まだやわらかいうちに、新しいテクニックや弾き方を取り入れましょう」
「暗い音・ミステリアスな音・愛情を伝える音など、生の楽器だからこそ伝わる音を奏でていきましょう。そこには皆さんの人生経験が生きてきます」
「『無理』と言わない。言うと本当にできなくなります」など、シニアだからこそ響く内容を伝えながら団員の士気を高めます。
緩急自在の指導に魅せられて
真剣に練習する中、時には横林さんが子どもの頃に読んだ少年漫画の話なども用い、笑いが起こって和む場面も。
そのテンポよくメリハリのある指導に、団員の集中力もグッと高まります。
「初めての演奏会で緊張感もありますが、一人でも多くの方に聴いていただき、『かなで』の色を感じてもらいたい」と、代表の長谷川さん。
結成1年、今ならではの「かなで」の音色、味わってみませんか。
日時/3月20日(水・祝)午後2時~
場所/志津コミュニティセンター大ホール
住所/千葉県佐倉市井野794‐1
料金/入場無料(全席自由)
電話番号/090(4010)7200 長谷川
電話番号/090(2307)0913 山口
メールアドレス/sakura.9710811@gmail.com