【ダイソー】お腹いっぱい食べられる100均『大容量お弁当箱』おすすめ3選【汁漏れ検証付き】
「毎日の買い物はまず『ダイソー』から」をモットーにする筆者が発見した気になるアイテム。今回紹介するのは『大容量お弁当箱』。新年度はお弁当デビューの季節! そこで、ダイソーで購入できる大容量お弁当箱をピックアップし、容量や機能性にも注目してその使い心地をレビューする!
お弁当箱ずらり! ダイソーの豊富なラインナップ
ダイソーのお弁当箱売り場
新生活が始まり、お弁当を作ろうと意気込んでいる人も多いはず。外食やコンビニが軒並み値上げしている今、会社や学校でもおなかいっぱい食べたいならお弁当作りは必須だ。しかし、市販のお弁当箱は意外と高いし、容量も小さめ。どれを買えばいいか迷ってしまう。
そんな中ダイソーでは、税込110~550円でバリエーション豊富なお弁当箱が販売されている。筆者も改めてお弁当箱コーナーを見て驚いたが、とにかく種類が多い。そこで今回は、『大容量お弁当箱』を3商品ピックアップ。容量や機能性をレビューする。
低価格なのに工夫がたくさん! 容量や仕切り、内側のサイズなどをチェック!
1.大きなおかずも入れ放題! 『弁当箱(三分割式)1.36L』
1つ目は『弁当箱(三分割式)1.36L』(容量:1.36L・サイズ:20×12×10.5cm・希望小売価格 税込330円・発売中)。3商品のうち最も容量の大きい1.36Lのお弁当箱だ。電子レンジ・食器洗い機・オーブン不可。
下段に仕切り無しの大容器(実測約9.8×19×5cm)、上段に2個の小容器(実測約8.6×8.6×4cm)の2段構成。どちらも深さのある容器なので、玉子焼きやから揚げのような大きめのおかずも入れやすい。
小容器には別途フタ付き。
パッキンなしのため密閉はできないが、上フタで抑えられるので単に容器を重ねた時よりも汁漏れのリスクは低そう。
食べ終わった後は小容器を下段に収納してコンパクトにできるのもメリット(収納時の高さ:実測約76mm)。
2.ドレッシングソースとお箸付き! 『ランチボックス(ドーム型、2段、900ml)』
続いては『ランチボックス(ドーム型、2段、900ml)』(容量:900ml・収納サイズ:19×11×10.5cm・希望小売価格 税込440円・発売中)。お箸(はし)とドレッシングソース入れが付いた、機能性に優れたお弁当箱。電子レンジ・食器洗い機・オーブン不可。
上段は仕切り無しの薄型容器(実測約8×17.4×3cm)、下段は可動仕切り板の付いた深底容器(実測約8.2×17.4×4.2cm)の2段構成。仕切りは6か所(実質3か所)に取り付け可能だ。
また、お弁当箱の内側は凹凸加工がされており、ごはん粒などがくっ付きにくくなっている。
そしてもう1つ。『ランチボックス(ドーム型、2段、900ml)』はその名の通り、フタがドーム型(実測で高さ2cm、容器と合わせて高さ5cm)なので、ご飯を山盛りにしたり、大きなおかずを入れたりできる。
残念な点は、下段の容器フタが無いこと。上段の容器がフタの役目を担っているため、上段の容器をそのままデスク等に置くと汚れるため注意しておきたい。
3.薄くてかさばらない! 『抗菌薄型お弁当箱(600ml)』
最後は『抗菌薄型お弁当箱(600ml)』(容量:600ml・サイズ21 ×3.6 ×14.5cm・希望小売価格 税込330円・発売中)。3商品の中ではやや小さめの容量だが、薄くスマートな形状のお弁当箱だ。電子レンジ可、食器洗い機・オーブン不可。
スーパーやコンビニ弁当のような広く薄い1段タイプ。広いスペース(実測9.3×12.3×2.6cm)と2つの細長いスペース(実測4.4×12.3×2.6cm)に分かれている。
この細長いスペースに大きなおかずを入れるには難しいが、その分すき間ができにくいのでおかずがズレにくいというメリットがある。お弁当作りで意外と手間のかかる詰め作業が少し楽になるので、朝の忙しい時にもピッタリ。
また、お弁当箱の内側に突起がなかったり、角が丸くなっていたりと、洗いやすいのも大きな特徴。パッキンがお弁当側についているので、フタも洗いやすい。
なお、この『抗菌薄型お弁当箱(600ml)』を見てお気づきの方も多いと思うが、『フードマン』の薄型弁当箱に形状もサイズもそっくり。だが、とりわけ密閉性に優れているわけではなく、縦にしてカバンに入れると汁漏れするのでご注意を。
汁物漏れ事故は防げるのか!? 密閉性をチェック
お弁当箱である意味一番重要ともいえる密閉性。慎重に運んでも汁漏れでカバンの中が悲惨なことになってしまう。そこで、各お弁当箱に水を入れたあと傾けて、その密閉性をたしかめてみた。
その結果がこちら。
『弁当箱(三分割式)1.36L』
『ランチボックス(ドーム型、2段、900ml)』
『抗菌薄型お弁当箱(600ml)』
いずれのお弁当箱も、横にしてすぐに水が漏れてきた。密閉を売りにしてはいないので当然の結果だが、持ち運ぶ際にはお弁当箱を倒さないよう気を付けてほしい。
唯一『弁当箱(三分割式)1.36L』の小容器は、ぶんぶんと振りまわしても水は漏れてこなかった。パッキンは付いていないので密閉容器ではないが、少しでも漏れる危険を避けたい場合はこの容器に入れるのがおすすめ。
『弁当箱(三分割式)1.36L』にお弁当2個分詰めてみた!
最後に3種類のお弁当箱の中で最も容量の大きい『弁当箱(三分割式)1.36L』の大きさを確認しよう。市販のお弁当を2つ購入し、詰め変えてみた。
それがこちら。小容器に、お弁当1個分のおかずが楽々入るサイズ感。ごはんを入れた大容器は、2個分入れてもまだまだ余裕がある。ご飯だけなら4個分は入りそうな大きさだった。これなら食べ盛りな人も大食いの人も満足できるだろう。
小容器にご飯を詰めて、大容器におかずを詰めれば、2人用のピクニック弁当としても使うのもいいかもしれない。
ダイソーのお弁当箱で、新生活のお昼もお腹いっぱい過ごしてみてはいかがだろうか。