【葬儀で嫁だけ弁当ナシ!?】義母がまさか……?私、嫁いびりされている!?#4コマ母道場
ふだん交流がないと、義両親の人となりはなかなかわからないものです……。トラブルが起きやすい「冠婚葬祭」の場で、何か気になることが出てきたらどうしますか? 今回は「葬儀の仕出し弁当」についてのお話です。
嫁いびり開始?
【編集部コメント】 リサさん、通夜という悲しみと緊張が交差する場で、慣れないお手伝いをしてかなり疲れているようです。そんな最中、唯一ほっとできるはずの食事の時間がきたというのに、まさか自分のお弁当がないなんて! これは偶然なのでしょうか。それとも……お義母さんが意図的に……?
キヌヨおばさん
【編集部コメント】 お義母さんとキヌヨおばさんは子どもの頃から家が近く、結婚後も同じ市で暮らし、まさに姉妹のような関係だったそうです。そんなキヌヨおばさんが亡くなったとなれば、お義母さんもさぞ悲しんでいることでしょう。
頼られる義母
【編集部コメント】 キヌヨおばさんの息子さんたちはまだ若く、ふたりだけで葬儀を進めるのは不安だったようです。そこでキヌヨおばさんと姉妹のように親しかったお義母さんに協力をお願いしたのだとか。そのためお義母さんは、喪主ではないものの葬儀を裏で取り仕切る責任者のような立場になりました。あまりの忙しさに余裕がなくなってしまっているようですね。
ちょっと怖い……
【編集部コメント】 通夜という場で裏方を取り仕切る立場になっているお義母さん。あまりの慌ただしさに、つい余裕がなくなってしまうのもうなずけます。お義母さんがどういう人なのかよく知っていれば、「今日はまあ、仕方ないよね」と思えるのかもしれません。でもまだ知り合って日が浅いリサさんは、厳しい口調のお義母さんに少し苦手意識をもってしまったようです。
お弁当がない!
【編集部コメント】 通夜という重く悲しい空気の中、お義母さんのピリピリした態度もあいまって、心も身体もすっかり疲れてしまったリサさん。休憩時間にいただける豪華なお弁当を密かに楽しみにしていたようですね。しかしまさかそのお弁当がないとは……リサさんのショックは計り知れません。
これって嫁いびり?
【編集部コメント】 自分の食事が用意されていないことに気付きリサさんは落ち込みます。夫のショウタさんはすぐさまお義母さんに確認することを提案しましたが、リサさんは確認するのが怖いようです。万が一自分が嫌われていることが確定したら……臆病になる気持ちもわかりますね。
食い物の恨み
【編集部コメント】 お弁当をわけてくれた夫のショウタさん、途中でも差し出してくれるなんて優しいですね。ただ……本音を言えばメインのおかず、食べたかったですよね。普段めったに食べないようなお弁当だっただけに、リサさんの悲しさも倍増です。複雑な感情を抱きながら食べたお弁当は、一体どんな味がしたのでしょう……。
思い過ごし
【編集部コメント】 通夜を無事すませ、今日を乗り切れば終わり……となったところでお義母さんも肩の荷が少し下りたのかもしれませんね。表情は和らぎ、口調も柔らかく丁寧になりました。周囲に気を遣う余裕が出てきた様子がうかがえます。葬儀というのは心身ともに負担の大きいものですし、しかもお義母さんはとても忙しい立場にあったのですから、きっと仕方のない話だったのですよね。
義母の謝罪
【編集部コメント】 お義母さんは、リサさんのお弁当がなかったことを心の底から謝っています。「まあ終わったことだし、昨日は忙しかったからね」とうやむやにすることもできたのに……お義母さんの律儀で思いやりのある人柄がうかがえます。リサさんも目上の立場であるお義母さんがまさかここまで丁寧に謝ってくれるなんて、予想していなかったことでしょう。
亡き人との思い出
【編集部コメント】 お義母さんは、キヌヨおばさんの「心」を受け継いでいきたいと思っているようですね。優しさの連鎖、とても素敵です。リサさんもお弁当がない! というアクシデントを乗り越えて、お義母さんがどういう人なのか知れてよかったですね。これからもみなさんずっと仲良く、幸せに。キヌヨおばさんもきっとあの世で微笑んでいると思います。