枝豆は冷凍保存でおいしく長持ち!野菜ソムリエが方法と保存期間を解説
枝豆は冷凍保存で長持ちさせる
枝豆は収穫後からどんどん味が落ちるため、すぐに食べない場合は冷凍するのがおすすめです。冷凍する場合は生でもゆでても保存可能ですが、味が落ちないのは生のまま。それぞれに保存のコツがあるのでぜひ試してみてください。
保存の種類 / 保存方法 / 保存期間
冷凍 / 生 / 塩もみして洗ってから水気を拭きフリーザーバッグに入れる / 約1ヶ月
ゆで / 塩ゆでしてからザルにあげて水分を切り冷めてからフリーザーバッグに入れる / 約1ヶ月
冷蔵 / ゆで / 塩ゆでしてザルにあげて水分を切り保存容器に入れる / 約2日
【冷凍】生の枝豆の保存方法(保存期間約1ヶ月)
枝豆を冷凍するなら生のままがイチオシです。塩もみしてうぶ毛を落としてからしばらくおくと、色鮮やかなままキープできます。汚れやアクなども軽減するため旨味がアップしますよ。枝から切り離すときは、さやを切らないように注意してくださいね。
保存方法&保存期間
1. 枝つきの枝豆を購入した場合は、枝から切り離します。さやを切らないよう気をつけてください。
2. 枝豆(250〜300g)をボウルに入れ塩大さじ1杯を加えてしっかり塩もみし、5分程度おきます。力を入れて塩もみすることでうぶ毛を取れ、発色がよくなります。
3. 枝豆を水洗いしてザルにあげます。
4. 水気をキッチンペーパーでしっかり拭てからフリーザーバッグに入れ、空気を抜いて封をします。
冷凍庫で約1ヶ月保存可能です。
解凍方法
食べるときは、解凍せずに調理します。さやを切って凍ったままゆでましょう。鍋にお湯を沸かし、沸騰したら大さじ山盛り1杯ほどの塩を入れて4分程度ゆでればOKです。
日持ちさせるコツ
塩もみする
水気をしっかり拭く
【冷凍】ゆで枝豆の保存方法(保存期間約1ヶ月)
ゆでた枝豆は日持ちしません。すぐに食べない場合や食べ切れないものは冷凍保存がおすすめです。一旦ゆでておけば、軽くゆでたり電子レンジで加熱したりして食べられる点がメリット。
保存方法&保存期間
1. 枝豆を枝から切り離し、さやをはさみで切ります。
2. 枝豆をボウルに入れ、塩大さじ1杯を加えてしっかり塩もみします。1Lのお湯でゆでる場合、塩は40g使います(お湯に対して4%の塩加減でゆでるのが目安)。塩40gの中から大さじ1杯を取り、塩もみしましょう。
3. 鍋にお湯を沸かし、沸騰したら残りの塩を加え枝豆を洗わずに入れます。中火で3分半から4分半ほど硬めにゆでましょう。
4. 水にさらさずザルにあげてうちわで扇いで冷まし、水気を拭いてフリーザーバッグに入れます。空気を抜いて封をし冷凍庫に入れましょう。
約1ヶ月保存可能です。
解凍方法
自然解凍するか凍ったままゆでる、または電子レンジで解凍します。 自然解凍の場合は、冷蔵庫に移して5〜6時間ほどおきましょう。 ゆでる場合は沸騰したお湯で1分ほどサッとゆで、 電子レンジの場合は枝豆を皿にのせてラップをし電子レンジ600Wで約1分〜1分半ほど加熱してください。
日持ちさせるコツ
硬めにゆでる
水にさらさずザルにあげ、しっかり冷ます
水気をきれいに拭く
【冷蔵】ゆで枝豆の保存方法(保存期間2日程度)
ゆでた枝豆はすぐに食べるのが一番です。2日程度であれば、保存容器に入れて冷蔵保存しましょう。風味が落ちるので、なるべく早めに食べるのがおすすめです。それ以上おく場合は冷凍してくださいね。
枝豆は冷凍保存でおいしさをキープしよう!
ゆでた枝豆は日持ちしないため、冷凍するのがおすすめです。食べたい分だけ出して使えるため、急いでおつまみを準備したいときや副菜が欲しいときに重宝しますよ。枝豆を保存する際はひと手間加えることで発色がよくなり味わい深くなります。ご紹介した方法を参考に適切に保存し、おいしさをキープしてくださいね。
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ライター:稲吉永恵(野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ)